2008年7月13日(日)
ハイッ!!舞台は無事に済みましたー
これはあまりに簡単な終わらせ方か・・
大阪かどこかの大道具と昨日書いた、中央方向からの道具の人たちは名古屋の製作舎というところの人たちだった。中央方向からというといかにもあちらがプロで地方がアマみたいだが、舞台ごとに携わっている人たちはどこの人も同じような空気感を持っていて、話も通じやすい。それと朝の9時から夜の10時まで同じ舞台で一緒にやってたら、コミュニケートも取りやすくなる。
舞台は全体に予定通りに気持ちよく進んだが、ひとつ製作舎の人が特別に頑張った場面が・・。
それは夜の部の「コッペリア」でのこと。
舞台の飾りを押さえている重しにダンサーがつまずいてその重しがとれてしまい、背の高い細物の国旗のポール状の飾り物が倒れかけた。それを見ていた製作舎の人が背をかがめて猛ダッシュで舞台中央に走って行き、倒れかけのポールの転倒を防いだ。
こちらの袖に帰って来た彼曰く
「スーツ着てたら良かったですね(^.^)」
バレエの舞台の出演者はもちろんバレエのきれいな衣装なわけだが、それを裏で支えるスタッフは黒ずくめの作業着なのだ。
「大活躍でしたから、フィナーレではW辺さんも出て行かんといけませんヨ(^.^)」
ホント、それくらいの価値はある猛ダッシュだった。これは特記事項だな。
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その製作舎の人に名刺をもらったのだが、そこにあるメールアドレスがドメインものだったので後で試しにアドレスを推測してネットで見てみたらそのホームページが分かった。こういう業界の一端が分かるかと思うので、興味のある方は見てみて下さいませm(__)m http://www.seisakusha.co.jp/