2008年7月18日(金)
U田さんのお宅で今日見せて頂いた映画は今井正監督による「ひめゆりの塔」。
これは堪えた。
作り話ではなく、これが本当にあった事実だということ。
現実は、映画では映像化出来ないもっともっと悲惨な場面もあったことだろう。
と書きながら、こうやって自分の言葉で簡単に書くことがはばかられるようなくらい打ちのめされた感じ。
ただただ、その前に黙りこくってしまいそうな感覚。
でも、これは伝え続けないといけないし、忘れてはいけないこと。
一人一人をクローズアップで見れば、どれひとつとして価値のないものはない、大切なそれぞれの人生。
それをいっしょくたにして、「国のため、国民のため」と目的を達成するための道具にし、ひとつひとつの命や心や人生を過少視してしまう、それが戦争なのだろう。
小さな命や心を決して踏みにじってはいけないのだ。
今の時代でもどこかで戦争は行われているし、戦争のないところでも、この「踏みにじる」という戦争と同じようなことをやっていはしまいか。
堪えた・・・