2008年7月30日(水)

カメラマン

 今日の仕事は県民文化ホールのグリーンでのカメラ係。

 これはいつもの舞台関連の大道具とは少々違った役割だ。4月に大きな茶道の行事で僕に声をかけてくれたフジモトさんが声をかけてくれた。

 内容としては、学校給食に従事している人たちの研修会があって、会場に人が入り切らないので、その方々にはロビーのイスに座ってもらう。そして、ロビーにはスクリーンを置いて、会場内の様子をカメラで中継するというもの。そのカメラ係が僕なわけだ。

 僕は舞台におけるビデオのプロではないが、今日やったような作業は割とこだわりがある。

 それは、今日と全く同じようなことを病院勤務の時にやっていたから。

 病院というところは年に何回か大きな発表会をやったり、地域に向けての行事をやったりする。そういう時に会場に入り切らないお客様のために、今日と同じことをやって、その時のカメラマンは僕がやっていた。その病院においてはフジモトさんのような存在は無かったので、全部自分で考え、自分で仕切り、大事な部分は自分がやっていた。

 研究発表の時などは、パワーポイントの画面全体をただ映すのではなく、発表する人の話を観客の立場で聞きながら、観客が注目するであろうスライドの部分部分をクローズアップして追いかける。それを打ち合わせや練習なしの一発でやるんだなぁ。技に走りすぎてカメラがいつも動きっぱなしだと余計なお世話になるし、全く動かないのも冷たいしで、「さりげなさ」が大事なんだ。

 今日は久し振りにそういう作業をした。後になって、こうやって細かいことを書いているということは、そこそこうまく行ったという証拠。

 大道具などは本番の幕間にものを飾って、本番中は手が空くというリズム。それに対して、カメラマンは本番中ずっとカメラを操作しているというものだが、あまり疲れなかった。

 特に、終了後の撤収作業などは比べ物にならないくらいラクに済む。この部分だけ注目すると、この仕事おいしいかも(^.^)

 大道具は何日も余韻を引きずるもんねぇ・・(^.^)