2008年8月17日(日)
午後4時過ぎ、葦船プロジェクトのO村さんのところへ。O村さんは昨日電話を下さった。
インターネットがつながらなくなった。
「ヒカリの機械の電源を一度外して、元に戻すだけで直ることもありますので、一度それをやってもらえますか?それだけで直ったら、僕が出て行ってお金を頂くのはお気の毒なんでやってみてもらえます?」
「それもやってみたんですけど、他にもひとつ見てもらいたいことがありまして。」
プリンターの印刷結果がシマシマになる。このことに関しては、お知り合いの方が半日くらいかけてヘッドクリーニングをやって下さったとのこと。
「二つも問題が重なったので、来てもらうしかないと思って電話したんです。」
アッ、そうなんだ。なんか僕の考え方まで読まれてる感じ。
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まずはインターネット。これはトラブルが二つほど複合してホームページが見れなくなっていた。ひとつだけならきっと一時的な電源のOFFで解決していたのかも知れない。
問題はプリンターの方。
印刷結果がシマシマになるというのはインクの噴出口のあるプリントヘッドの中でインクが固まっていると思われる。この手のことは、とにかく根気よくヘッドクリーニングを続けると改善されるというのはよくあること。それこそ、20回も30回も・・。
でも、今回の場合はO村さんのお友達が半日もかけてそれをやってくださっている。
僕は僕なりにしつこくクリーニングをしてみたが結果は思わしくない。
「ここらでこの道の人間らしく、別のものも出さないといけないですね。」
用意してきた注射器でプリンターから外したプリントヘッドのノズルの部分にインクの溶剤をかけて、固まったインクを溶かす。
でも、これも×。
「お湯を用意してもらえますか?」
電気的に水分に浸してはいけない部分をかばいながら、プリントヘッドの先の部分をお湯につけてインクを溶かす。
今やってることは、メーカーとしてはもうサポート内容を超えた部分だ。メーカーとしては、ヘッドを交換するしかないと言っている部分。
結果的にはメーカーの考え方の勝ち。
でも、こちらもこれだけやって初めて「しようがないか・・」と思える。だって、普段それほど使っていないのに、買ったときには結構な値段だった複合機がインクの固まりという理由だけで使えなくなるなんて。しかも、修理に出すより買い換えるほうが安くついたりするのだ。
実はこの「あまり使っていない」というのがプリンターのトラブルの一番の原因なんだけど・・・
プリンターは使い過ぎより「使わなすぎ」で使えなくなることが多い。特に一夏全く使わずに、高温になる部屋に置いてあるプリンターはインクが蒸発凝固してヘッドの中で目詰まりを起こす。
O村さんのプリンターは幸いメーカーがプリントヘッドを提供しているものだったので、今度僕が取り寄せて交換することにした。
この日記を読んでいる方も、プリンターの使わな過ぎには注意して下さい。何ヶ月も印刷をしない方は、無理やり、一月に一度は何かを印刷するとかヘッドクリーニングをやって、インクの通り道をインクが通るようにすることをお勧めします。