2008年8月23日(土)
今回のバレエの発表会は徳島バレエ研究所県南教室、牟岐教室の発表会。
舞台家の正木さんからの話で僕が参加し始めてからは5回目くらいだろうか?毎年、夏のこの時期のどこかで日記に書いているが、そういえばどこの教室のどういう出し物で・・というようなことを残していないような気がする。
(じゃ、書いておこうか・・)
今回の構成は4部構成で、1部は「バレエコンサート」2部、3部は「ダンスピーシズ」4部は「くるみ割り人形より」ということで、どれも短めな単品集といった感じ。
舞台進行は龍氏君がやり、正木さんは照明で、僕は大道具関連のお手伝い。正木さんも龍氏君もしっかりその道の人だが、僕はいつまでたっても舞台に関しては初心者のお手伝い。なにしろものを知らないからなぁ・・
ただ、言われるままに作業をし、時々不意にえらそうなことを言う。
「僕は重いとか暑いとか、そういう仕事はせんことになっちゅうき。」とか・・
「こんなことやりよったらピアノが弾けんなる。もともと弾けんけど。」とか・・
でも、基本的にはただの人なのね。「ただの人」以下かも・・。とにかくものを知らん。
それなのに、おととしからは龍氏君のキューの下、音出しもやっている。どこかしら、僕は便利屋っぽいところがあるんだな。
去年のリハーサルでは、ひととおりのリハが終わったあと、自由練習になって、次から次に「○○をお願いします。」「○○○をお願いします。」とバラバラな順番での音出しを頼まれてくたくたになったっけ。とに角ここの子供たちはホールアアウトの10時ギリギリまで練習したがる。僕はタイトルと音が頭に入りきってないから疲れるはず。
今年はそこの部分はバレエ教室の誰かがやってくれるということで、すっかり、その言葉に甘えることにした。
集中力残しておかないと本番前からくたくたになってたら、本番で失敗しそう。
それに客席側から見ておいて、踊りと龍氏君のキュー出しの関連を理解しておく方がよっぽど明日のためになる。
いやぁ、これは正解だった。ものを知らない僕としては「バレエというもの」に関しての新しい気付きがそれなりにあった。
舞台を「前から見る」ということは大切なことなのだ。
こうやって僕はちょっとずつちょっとずつ舞台のことが分かっていく。
ホントに「チョットずつ」で話にならないから、いつまでも初心者なワケだ。