2008年10月30日(木)

二段がまえ

 谷病院、先週は「山を超えると次の谷」の谷の方を味わったので今日は二段構え。

 ひとつは先週探し出した「Damn Small Linux」というリナックス。それともうひとつは、不具合が連続したため見切りをつけた形でおいたままになっている動けば実は力のあるXP機。この二つのどちらかで山の高いところの景色を味わおう。

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 まずはDSL(Damn Small Linux)。

 これはCDからブートできないパソコンでもフロッピー経由でCD起動が出来る仕組みも用意されたとても気の利いたもの。フロッピーとCDは家で準備して来たし、これでWin95時代のパソコンを起動して動きがよかったらハードディスクにインストールする方法も調べて来てある。

 さぁ、やってみようか・・。頭の中にはことがうまく行って喜ぶ自分の姿が浮かんでいたのだが・・

 ガーン!!

 パソコンがCD-Rを読めない。家ではテストもやってるから用意したものに不備があるとは思えない。おそらく、このパソコンはCD-Rというものすらなかった時代のCDドライブなのでCD-Rを認識できないのかも知れない。あの頃はCD-Rに対応しないプレイヤーで音楽CDをCD-Rにコピーしたものを再生してカーオーディオが壊れてしまったなんて人もいたからなぁ。

 残念!

 かくなる上は、ハードディスクの中にCDの内容をコピーして、そこからインストールする形でやってみよう。その準備はここでは出来ないから又来週、サヨナラー!

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 じゃあ、XP機の方はどうだ?

 DellのDimension 2400C。これは以前ハードディスクが駄目になってハードディスクを取替え、直したと思ったらしばらくして今度は電源が壊れて一度見切りをつけたもの。24時間稼動で何年か使ったものなので、さすがにもう全体として寿命なのだろう・・。

 これだってお金をかけないで直るものなら試す価値はある。でも、省スペースタイプのしかもDell、電源の規格はDELL独自のものだ。電源だけを調達しようとするとお金がかかるし、安く手に入る同じ型のものを部品取り用に取り寄せると部品を取った後のものが又、次の生かしたいものとして課題を作ることになる。これが動くと結構力があっていいんだけどなぁ・・・

 今回僕が取った方法は・・・

 先日、エレパで320GBのハードディスクを買って来た時に、大きなデスクトップ機用の電源のジャンク品も買って来た。なんと100円なり!!これならうまく行けば大成功、駄目なら駄目で駄目で元々ーってなもんだ。もちろん省スペースのケースの中にそれはおさまらないが、箱の外にチョンと置く形でやればいい。これも部品が100円と思えば楽しいくらいだ。

 さて、電源を付け替えて、元からこのパソコンについていたXPをインストールすると・・・

 やったあ!!インストールはつつがなく進み、動きはとてもいい。

 これって「山の頂き」だよなぁ。バンザーイ。

 ・・・

 しかし・・・

 ・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・

 しばらくすると、カランカランという音がして、パソコンがフリーズしてしまった。原因を探すとCPUファンが止まって熱暴走し、システム保護のためにXPが動きを止めたらしい。

 トホホ、今度はCPUファンか・・。

 でも、これって谷底じゃないよネー。きっと、ちょっと山の頂きから滑り落ちた程度。

 負けんもんねー。

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 来週はふたつ頂きを制覇してやる。