2008年11月29日(土)

負のパワー

 今日の目覚めは悪夢のオンパレードだった。僕の経験ではあり得ないような知りもしない場所で全く知らない人が出て来て、知りもしない問題で夢の中で物語が進行する。そのこと自体はいつものことで、これには理由がつかないので、僕としては、人の意識は深いところで他の人とつながっていて、寝ている間はそれがもっと表の方に出て来ているからだと思っている。

 そして、今日のこの悪夢の連続・・・、これほど一貫して悪夢ばかり立て続けに見ながら目覚めたのはこれまでで一番なような気がする。

 どうも昨日五木寛之氏の講演と対談を聞いた時に、大きな「負のパワー」をもらってきたのに違いない。この際、「負」ということには問題はない。ものごとには『絶対値の法則』というのがあって、よりやさしくあるためにはそれと同じくらいの冷たさも知らないといけない。より強くあるためにはそれと同じくらいの弱さも知っていないといけない。善意には悪意、正義には狡猾さと、プラスマイナスの記号を取るとどちらも同じような力の値になる。

 どこか、五木氏の「今は鬱の時代に入ったところ」「欝は決して悪いことではなく、エネルギーが凝縮してたまった状態」というような言葉とつながるところもあるが、問題はパワーの強さの方。

 その言葉が人に影響を与え、おのずと人を引き寄せるような人には、言葉以外の別の力があって、それが結果として言葉やありように意味を持たせるのじゃなかろうか。そして、僕はそれを受けてしまって今朝の悪夢のパレードなった。

 起きた時に僕が思ったのは悪夢の印象ではなく「あの人たちってやっぱりすごいパワーを持ってるんだなぁ」という納得感だった。

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 さて、病み上がり感の強い今日は東へ西への充実の日。

 一番目のH協会さんでは図らずもおとといの「渾身のノート」を買っていただいた。

 それから昨日のプロジェクターを高須に戻しに行き、そこへもう一人風邪で待たせていたK山さんから電話を頂き、今日の夜行くことに。

 そして、その前に昨日の約束のアリヒロ母のところ。

 で、夜K山さんのところに行くと、そこは毎週金曜日のU田さんのお宅から見えるくらい近いところだったという偶然も。

 どの作業も結構ボリューム感のあることで、ことごとく気持ちよくことが進む。

 これも昨日もらった「負の」・・、オット、「負」は要らないんだ、「パワー」のおかげかも知れんな・・