2008年12月3日(水)

オーイ!

 午後1時半、今日はPCデポーでH協会のS光さんと落ち合うことになっている。用件はH医協会さんがデスクトップ機を買うに当たってのアドバイスとその後のセットアッププラスアルファ。

 事務的な用事でパソコンを使うに当たっては最近のパソコンはどれもオーバースペック。解りやすく言えば、目的に対してパソコンがすごすぎる。何を選んでもほとんど問題はないのだが、VISTAなら最低はメモリーが2ギガ欲しいのに、マイクロソフトが言ってる最低512メガバイトで「ホラ、こんなに安いよ」と言って売ってるものは詐欺に近い。僕が出会ったメモリー512メガのVISTA機はどれも「これならXPの方が良かった」とお客様に言わせるくらい動きが遅かった。それだって後からメモリーを買い足せば動きは見違えるのだが、人とモノの出会いも第一印象はとても大事。

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 看護協会さんにホームページの更新内容をもらいに行ったこともあり、僕は約束の1時半より少し早めにPCデポーに着いた。

 どうれ、予習しておくか。

 何台かならんでいるデスクトップ機を触って違いを見、僕の中では「これだな」と思うものが決まった。もうこれしかないだろう。

 でも、いきなり「これです」と言って1分で済ましたらいい加減に見えるかも知れないなぁ。結局はこれだと思うのだが・・

 しばらくすると入り口の方からS光さんが「オーイ」という風に手を振りながらやって来た。アハハ、僕はこの「オーイ」という親しい感じのあいさつに弱い。思わずこちらも「オーイ」とやりたくなる。今日のところはちょっとだけ自重して笑いながら頭をさげてご挨拶。

 で・・・、

 S光さんは、僕の、何台かのパソコンを動かして見せての説明を聞いて、3分で僕が目をつけていたパソコンを買うことに決められた。

 アリャリャ、なんという決断の早さ、少なくとも20分くらいのアレヤコレヤはあるかと思っていたのだが・・。

 「キタムラカメラの方に知り合いがいて、その人に一言言ってもらったら安くなるかも知れないんですけど、今はお昼休みでいないそうなんですヨ。O森さんって言うんですけどねぇ。」

 「O森さんってサティのカメラ屋の店長をしてたO森さんです?」

 「はい、O森さんご存知ですか?」

 「エェ、かんなりよく知ってます。」

 S光さんとは話をすればするほど共通の知人が出て来そうな気がしていたのだが、早くもこれだ。そこにいた店員さんにO森さんのことを話して値引き交渉したところ、今買おうとしている機種は目玉品で従業員価格よりも安いのでさすがに無理だとのこと。

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 ところで、S光さんとの共通の知人の予感は、前々回にH協会のホームページの相談をもらっていくつか資料をもらった時に始まった。その資料をみると、なんと大道具の我らが棟梁、司亭升楽がH協会に二度土佐落語で呼ばれていた。

 今日の会話ではテラの森さんもよくご存知で、その森さんを通じて知り合った、現市会議員のH木君は以前S光さんの下で長いこと働いていたとのこと。

 どうもS光さんとは会うべくして会ったんだなぁ。もちろん、僕の立場では縁に頼らず仕事でちゃんと答えるべきなのだが、S光さんも同じような発言をされる。

 「宮城さんとは会うようになっていたみたいだから、これからもいろいろお世話になると思います。」というような・・・

 仕事でちゃんと応えて、僕も「オーイ」と手を上げれるようにならなくちゃ。