2008年12月26日(金)

U田さんの旅の形

 メリークリスマス!!

 おとといも昨日も言うの忘れてましたー。うちにはまだクリスマスケーキが残っているのでまだいいですよネー。

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 今年最後のU田さん。来年は二度目の金曜日から訪問するということになった。

 「私が正月にあちこち旅行するようになったのは55歳の時からなんですよ。」

 「アレレ、僕はまだその年になってないから、僕もまだまだこれからですネ。」

 あての無い旅、滞在型で地元の人と触れ合いのある旅、そんな旅願望を持っている僕には嬉しい話だ。

 U田さんはそんな僕の大先輩で、旅に対する考え方が共通している。

 先週はU田さんが言い出されてお遍路のことをインターネットでいろいろ調べたりしたのだが、実は僕もお遍路願望があってやたらと話が合ったもの。

 「今日の夜、自分がどこにいるのか、何をしているのか、それが分からないから旅はいいんですよ。」

 U田さんは行き先を決めずに家を出て、ちょっと動いた先の気分で、そこから旅が始まるというような旅行のしかたを3年前くらいまでされて来たとのこと。

 今は86歳だからさすがに違うんだな・・と思ったら、今度の正月の行き先もまだ決めてないとのこと。でも確実にどこかに行くのは行くらしい。

 「以前は飛び込みでも泊まれる旅館なりホテルなり一つや二つはあったものなんですけど、今は前もって予約しないと泊めてもらえるところが無いせちがらい世の中になりましたねぇ。」

 ということは、前と違うのは宿泊先が行き当たりばったりじゃなくなっただけということか。おそらく行き先は前日とか当日に決めて、一応宿の手配は前もってしておくってこと?

 僕の望む旅の形はU田さんの実際の旅ととても似ているが、僕には何も実績がない。でも、U田さんがそういう旅を始めたのは55歳からだということだから、僕にもまだまだチャンスは一杯あるわけだ。

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 今日の趣味タイムの映画は「春琴抄 お琴と佐助」、「生まれてはきたけれど」の2本を見せて頂いた。その後でネットで調べたら、「春琴抄」は最近リメイクされたばかりで来年1月に封切りされるらしい。

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 毎週金曜日のU田さんとの日々、実りのある1年だった。