2009年1月14日(水)

三 食

 今日は仕事仲間の野崎さんの車に乗せてもらって高松へ。

 以前、インターネット接続設定を回してくれていた会社で我々が設定に関わることになったそのきっかけを作ってくれたY下さんと言う方のところへパソコンを受け取りに行くというのが今日の用件。Y下さんは接続設定の仕事が無くなる半年くらい前にその会社をやめ、今はお仲間と会社を起こしてプログラム開発的なことをしているらしい。今回は知り合いの方の会社が業務をやめるにあたって、ほとんど使っていないパソコンを処分価格でそれこそ処分したいとのこと。

 「送ってもらってたら結構運送料とかかかるき、取りに行こうかと思うけど、ドライブがてら一緒に行かん?」

 野崎さんが3セット、僕が1セットで、(パソコン本体+ディスプレイ)×4=8個口になると確かに運送料も嵩むのは頷ける。

 「高松かぁ、うどんが食べれるねぇ。」

 「帰りにうどん食べるいうのもえいし。」

 「いやいや、行きと帰りに1回ずつ食べたいねぇ。」

 僕の動機はなんとも単純に「本場のうどんが食べれる」ということ。

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 最近になってやっと冬らしい寒さを感じる日もあるが高知市内では雪を見たのはほんの数分ちらついた程度のもの。山の高い場所を縫う高速の両側には雪景色も残っていた。

 高松のY下さんの事務所があるビルについた時にはちょうど昼前。まずはそのビルの中にあるうどん屋さんでうどんを食べた。

 それからパソコンを置いてあるという別のビルに行って、そこでY下さんが今取り組んでいる仕事についていろいろ話を伺う。Y下さんはお仲間と二人で仕事をしているのだが、一般人の生活のスタイルを変えるような最先端のことを他所の会社と連携して進めている様子。プロジェクトを同時にいくつか抱えていて、それをたった二人でというのもスゴイと思う。ノウハウと人脈とコーディネイト力のなせる技か・・・。

 そういう仕事の話もあったために、パソコンを受け取って帰路に付いた時にはもう4時くらいになっていた。

 「昼も軽かったし、もう一軒くらいうどん屋に寄ってもえいね。」

 と、野崎さん。実は野崎さんも結構なうどん好き。一緒に設定をやってた竹内さんもかなりのうどん好きなんだよなぁ。

 もちろん、僕もそういう提案には大賛成。高松西の高速上がり口付近にあった「黒田屋」といううどん屋さんに入った。店構えがしっかりしているにしては、うどんの価格は讃岐価格でとても安く、しかもおいしかった。高速を意識しての午前10時半から翌朝5時までの営業と、高松の一般のうどん屋さんとは少し違うやり方をしていたが、うどんは讃岐の讃岐らしいうどん。これは当たりだったな。そこそこ年の行った店員さんの応対がまた「お世話心」「ねぎらい心」を感じさせて温かさがあった。毎日毎日たくさんのお客さんの相手をしているだろうに、あの温かい感じを失くしていないのはスゴイと思う。たまたま道路脇にあっただけの理由で入ったのに、この内容とは、さすがに讃岐のうどん屋さんは外れがない。こういうのを「食の文化」というんだろうなぁ。

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 さて、我が家に帰り着くと・・・

 僕の秘書殿が少し風邪気味でお腹の負担が軽いようにと、今晩の食事はうどんなのであった!!

 オウ、僕の理想が実現したよ。

 今日は三色丼ならぬ、三食うどんの日になったのであった。イェイ!!  (高松に仕事がらみで行って、ほとんどうどんのことを書いてるヨ・・・)