2009年1月19日(月)
百石町のA澤さんは今日の朝お電話を下さった。
「子供が触ってパソコンがヘンなことになってしまってどうにも使いにくいんです。」
行ってみると、普段は画面の下にあるタスクバーが画面の右はじに縦方向に表示されている。
アチャー、これが不具合なら、お金を頂くのが気の毒なくらいの不具合だ。
A澤さんがおっしゃっている「子供」というのはすぐ近くに住んでいるお孫さんのことなのだが、タスクバーを右に移した上でしっかり固定していて、ガチャガチャ触っていて偶然こうなったにしては芸が細かい。聞けば、まだ小学校にも行ってない年なんだけど・・。
またこうなった時に困らないようにタスクバーの移動や固定の設定の仕方・・というかその戻し方を説明する。
「画面が灰色なのは意識してこうしてるんですか?」
「いや、これも子供が触りゆう内にこうなってしまって・・。ほんとは写真が出るようにしちょったがやけんど。」
画面のプロパティの説明。
「それから、写真をハガキに入れて印刷しようとするがやけんど、難しゅうて・・」
あぁ、それなりにいろいろ不便なことが溜まってのお呼びだったんだ。
A澤さんのパソコンには単純だけどなかなか気の利いた、年賀状作成ソフトが入っていた。今度悩むのは来年の年賀状の頃だと思われるので、使い方を読み取った上でワードで簡単な説明書きを作って印刷したうえで、「マイドキュメント」にも保存しておく。
「こうやって触ってると、又動きが随分遅くなってますねぇ。」 (かなりキツイ)
「えぇ、前来てもらった時に結構早うしてもろうたがやけんど、又遅うなって・・。」
XP出立ての頃のパソコンが今はServicePack2があたっていてメモリー256MBというのが、パソコンのチューニング以前の問題だと思う。手持ちのメモリーがあったので、説明してそれも取り付けたらパソコンの動きは随分とよくなった。
かくして、最初は仕事と思っていいのかと思った仕事は結構な手ごたえありの作業に・・。
ヨカッタ・・。
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「ねこの戸締り」のM浦さんはおととい電話を下さった。
その話からすると、前回のBIOSを触った件は結局はBIOSの情報保持の電池切れだったようだ。たまたまM浦さんがパソコンの狂った時計を合わせていて、電池も完全の空じゃなくて僕が触ったときには時間が合っていて、しかも元々FDDがないパソコンなのにわざわざ「FDDがないよ」というメッセージが出ていたので、原因は分からないけどBIOSの設定が変わっていたということで、FDDが無いという内容にBIOSを設定した。まとめれば、電池切れでBIOSが何の設定もない状態(デフォルト)に戻って、その場合、パソコンにはFDDが付いているという内容だったということだ。
「M浦さんならご自分で電池の交換も出来ますヨ。」
なにしろ、CPUのグリースを塗り直したり出来るのだから、電池交換なんてなんでもない筈。
「電池は交換しました。どこにあるかすごい苦労しましたけど。」=昨日の電話。ついてはFDDのことで出るメッセージをもう一度出ないようにするのとSoundEngineの使い方が分かるようにヘルプを印刷してもらえまいか。
前回はDVDの音抜きが出来なくてSoundEngineを代替的に紹介した。SoundEngineはとてもすぐれたソフトなので、それはそれで価値があるがあのDVD音抜きの件、他の方法ででも実現したいなぁ。
もう一度ネットで探し直して、別の方法を2〜3実験してひとつ「これは!」というものが見つかった。問題はこれがM浦さんのパソコンでも実現できるかだ。前回の「ぷっちでここ」も実験した上で持って行ったのだから。
今回の「DVD2AVI」というソフトはM浦さんのパソコンでもちゃんと仕事をしてくれた。そして、DVDから抜き出した音のWAVEファイルをSoundEngineに乗せると耳で聞く音が目で見える波形で表示される。この組み合わせが面白いのだ。
M浦さんは機械ものが好きだし、音にも随分とこだわって取り組んだ時があったような方なのできっとこれは先に進むはず。
トラブル系+前向き系のお呼び、今年最初に声をかけて下さったM浦さんの件が先に進んでヨカッタ。