2009年1月29日(木)

配 線

 谷病院のLANトラブル、先週はそのLANを組んだ業者の方が来ていたので僕の方には作業が回って来なかったのだが、結果的にはその日の解決にならなかったらしい。翌日、谷君がHUBのランプの異常な点滅に気がついて自力解決した。「トラブルは複合する」ものらしく、病棟側と事務棟のそれぞれのHUBがおかしくなっていたらしい。

 でも・・

 2台のHUBを新しいものに取り換えて確かに見違えて調子よくなったのだが、時々事務棟の中だけでつながらなくなることがあるらしい。今日は症状は出ていないが、その時には事務棟の1階と2階とがつながらなくなる。

 それなら・・・と、1階2階をつないでいるLANケーブルを僕の手持ちのLAN用テスターで導通テストをしてみると反応がおかしい。

 「HUBにさす部分がおかしいのなら簡単に付け替えれるからやってみようか?」

 インターネット接続設定を始めた頃に僕は面白がってLANケーブルを100本作ったので道具もあるし作業に不安もない。

 でも、結果は同じだった。残念・・・

 これが意味することは、LANケーブルの途中が断線しかかっているかショートしているということになる。

 「ここからは配線のプロの仕事だね。」

 テスターもあり、LANケーブル用の器具もあって原因探しも出来る。でも、壁の中や天井裏を通して目的の場所に線を出すという作業は僕が身につけていないこと。これも同じ人間がやってるんだから何度か観察して必要物を揃えれば出来ることなんだろうけどなぁ。目に見える場所での配線なら、僕も留め具を使ったり時にはモールを使ってやってしまうが、これだって谷病院にも来ている四国電話工業の道脇さんの作業を観察し、分からないことは質問して身につけたこと。それは前いた病院でのことで、道脇さんはその病院にも出入りしていた。

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 しかし!LANケーブルを100本作ったからといって、お客様のところでそういう作業をしたのは何件も無かったように、壁の中や天井裏の技を身につけてもこの先そうあるとも思えない。そういう意味では、作業を観察できるタイミングに偶然出会うならともかく、これ以上欲張ってノウハウを追いかけるよりはその道のプロにまかした方がいいのかも知れない・・。