2009年1月30日(金)
U田さんのところでの趣味タイム。今日は「バルトの楽園(がくえん)」「大奥」を一気に見た。僕が持っていったDVDプレイヤーも調子よく動いてくれ、結構な画質で見れたと思ったのだが、U田さんの方は少し違ったようだ。
「大奥」。
U田さんはこの映画を映画館で観たことがあり、その時には、話の最後の方で豪華絢爛な映像があった。
あの豪華絢爛さが自分の映像環境ではどう映るだろう?
それがU田さんが「大奥」をDVDで見てみたかった理由なのだが、今日見たところではその印象を持った箇所がハッキリとしない。それは、映像機器が劣るというより、DVDの映画内容自体に何か違和感を感じるというような・・・
そこで浮上したのがレンタル屋さんのDVDに印刷されたラベルの中の「レンタル専用」という表記のこと。
これは著作権的にレンタルしても問題ないということを示すために表示されているともとれるが、レンタル店用に特別に作られたものという風にもとれる。確かにレンタル屋のDVDは、そのDVDと同時期のDVD作品の宣伝映像やもうすぐDVD化されるものの予告が入っていて、レンタル仕様のものがある。おそらく、販売用のものにはそういうものは入っていないだろう。
「販売用とレンタル用に差をつけるために何か手を施しているということはないでしょうかねぇ。」
おぉ、そういう捉え方も出来るわけか・・。
しかし、それをやっても制作側は手間がかかるだけで何かメリットがあるのかなぁ。
僕はそこまではしていないんじゃないかと思っている。販売用には入れない広告や予告を入れたために、本編を少々圧縮して数値的には歯抜けになっているとしても、それは人間の目では分からないだろうし、買ってくれる人のためにはいい映像、借りる程度の人には画質をわざわざ落とすという、買う人優遇の誠意(?)のようなきめ細かさがメーカーにあるんだろうか?
でも、U田さんは「印象の違い」という理由があって、結構強くそういうふうに推察している。
「これは同じタイトルの販売用とレンタル用を揃えて比べてみるしか方法はないですねぇ。」
「えぇ、こうやって『比較』ということをやり出すとキリがないんですけど、それでもやってみたいというのもあるんですよねぇ。」
この、問題発見と解消欲求の旺盛さ。これがU田さんの若さの秘密なのかも知れない。