2009年2月18日(水)

ナノカーボン・マジック

 今日は2月になって2回目の見事に机仕事だけの日。

 訪問仕事が続く中で、逆に机に向ってじっくりやってみたいことも増えている。「処分するなり、活かすなり・・」ということで引き受けて来たパソコンや周辺機器のデータを消したり調子を見たり、仕入れたけれどもう少し手を加えて置きたいノートの作業を前にすすめたり。

 明日の谷病院での作業のために、前もって用意して置きたいこともあるし。

 こんな感じなので1日はアッという間だった。

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 ところで、ほんのこの1週間くらいのことだが、はまっているものがある。

 それは、ナノカーボンスプレー。

 電気機器の接点にナノカーボンの潤滑油を塗ると、ナノ単位のデコボコの部分にナノ単位のダイヤモンド粒子が入り込んで、導通が格段に良くなるとのこと。

 ネット上では「当社のパソコンは接点という接点全てにナノカーボン処理をしています。」と宣伝しているところもある。ある実験では認識されなかったメモリーが普通に使えるようになったとか、テレビのアンテナに塗ると画像が良くなったとか、オーディオ機器に使うと音が良くなるとか、携帯電話の電池回りに使うと充電時間が短くなり電池の持ちが長くなったとか、「ホントカシラ」と思いつつも試してみたくなる話が沢山出て来た。

 でもこの商品、0.2ccで1000円くらいするという。どこにいったら買えるのかも分からず、取りあえず頭の片隅に課題として置いたままだったのだが、SOHO仲間の渡辺さん経由で手に入れることが出来た。しかも渡辺さんが使っているものは本家本元の商品じゃなくて「ナノカーボン入り潤滑オイルスプレー」といったタイプのもので、大き目の殺虫剤のスプレー缶くらいの量で1000円くらいで済んでしまった。

 電気機器は接点だらけだから、実験材料にはことかかない。携帯電話、無線ルーター、パソコン内部、もっと身近なものではコンセントの差し込み部分。手当たり次第吹きつけている。

 使った感じとしては、たとえばLAN回りだとネットのつながりが微妙に早くなったような、なんかいい感じではあるが「見違えて・・」とまでは行かない。

 でも、結構深刻なブルーバックのエラーが出ていたノートパソコンでは効果が見えた。このパソコン、メモリーを指し直したり別のものに変えても同じ症状だったし、ハードディスクを3つ入れ替えても同じだったのに、メモリーとメモリースロットにナノカーボンのスプレーをかけたらエラーが起きなくなった。これが意味することは、きっとメモリースロット側の金属表面に酸化した部分があったのだろうけど、その部分は磨こうにも磨けない部分で、スプレーだからこそ潤滑油が細かい部分まで行きついてくれたのだ。これが今日の一番の収穫だな。

 ナノカーボン・マジック、検証はまだまだこれからだが、なんか面白いことになりそうだ。