2009年3月7日(土)
「あなたに来てもらって良かったです。パソコンの店に聞いたらとてもそんな安い値段じゃなかったです。」
帰り際のお客様の言葉。
高須東町のY岡さん、男性、僕と同世代かな?この方はNTTの営業さんが紹介してくれた。ヒカリを使い始めた時にはゲーム機のWiiだけあって、まだパソコンは手元になかった。プロバイダ経由の無料設定サービスの人は来てくれたけど、パソコンはないからWiiだけの設定で、後から買ったパソコンの接続は自分でやらないといけない。それもお家の構造から接続は無線LANでやる。
「説明書を見ながらやっても、説明どおりの画面が出て来なくて途中でやまってしまって・・。」
あぁ、それ分かる。今でこそネットの接続関連は説明書を追いかけない方がシンプルできれいな設定が出来るけど、慣れない時は僕らだって説明書が頼りで、その説明と実際のパソコンの画面が違うと先に進むのにアレコレと悩んでしまう。
やったことは・・・
設定途中の無線LANルーターを初期化してのシンプルな形での無線接続設定。Y岡さんのノートパソコンには無線機能が内蔵されていたので、途中まで進んでいたルーター付属の子機の使用はやめた。
で、ウィルス対策ソフトを導入してメールの設定をして。
なんだ、こうして振り返ると、作業をした時の印象に比べるとそう沢山のことはしていない。それなりに僕の値段は適正価格だとも思う。店や事務所を構えているわけでもなく、広告も出していないからこんなものだろう。
安さの評価より僕には別のことが嬉しい。
「こうして作業を見てたら、(勧誘時には)なんでも簡単そうに言うけど、とんでもないです。これは素人には無理ですヨ。来てもらって良かったです。」
お役に立てて良かったと思えたY岡さんのこの言葉。
「遅くに来てもらって済みませんねぇ」
無線の設定ゆえに1階と2階を行き来して何度か顔を合わす度に心づかいして下さるY岡さんのお母さんの言葉。
こんなことが、僕の仕事に単なる仕事以上の価値をつけてくれる。
もちろん、最初に書いたY岡さんの言葉もそんないろんなことを含めての安さの評価なんだと思う。
初めての人と会う時にはうんと勇気を奮い起さないといけないタイプの僕だけど(コレがなかなか信じてもらえない(^_^;)。でもホント)、こうして気持ちが通じると10年来の知己のように感じてしまう。
「また何かありましたら、よろしくお願いします。」
お互いに同じような言葉を交わしてお宅を後にする。これって、僕が言うのはごく自然だけど、お客様からそう言って頂けるのはとても有難いことなんだよねぇ。
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ホントにそう思う。
又、何かお役に立てるようなことがあったら僕を思い出して下さい。