2009年6月6日(土)
今日は下の子供たち二人が小さい時にお世話になった、すぐ近くにあるポッポ保育園に行って来た。
久し振りだなあ。
でも、全然懐かしくはない。我が秘書殿がここを卒園したのが10年とちょっと前だとしても、ポッポ保育園は地域密着型で、夕涼み会などの行事には縁のあるもしくは縁のあったこの地区の人達は気軽にその行事に参加する。だから、僕もしばらく来てないとしても5年ぶりくらいじゃないかな?5年なんて大人の僕にはついこの間みたいなもの。おまけに、園長先生のお宅はすぐ近くだし、偶然だけどその娘さんのT橋先生は僕の女房の同級生で、その娘さんはなんと我が若き友小松の奥さんという縁もある。
何よりもポッポさんは我が町の保育園なのだ。
どれどれ、あのポールはまだちゃんとあるのかな・・・?
ポッポ保育園では秋の運動会に年長さんは庭にある結構高さのあるポールに登るという伝統競技があった。
秘書殿は不思議と楽にこなしたけど、その上の子の時は運動会の練習が始まるとどこか浮かぬ顔をしていて、よく聞くとポール登りがうまく出来ないということが分かった。高いところに行くにつれポールが揺れるのが怖いらしい。
「あのポールはねぇ。目に見えない土の中に長〜い棒を埋めてるから揺れても絶対倒れないんだよ。」
そういって説明し、保育園が閉まっている日曜日には散歩の途中にポッポさんの庭に行って、ちょっと練習したりしたりしたもんだ。
運動会当日、我が娘は順番が最後になっていた。出来るかどうか怪しい子は後の方にして進行がスムースに行くようにという配慮かもしれない。そして、その子がポール登りが得意じゃないということは分かっているので、既に済んでる子供たちはみんなで「○○ちゃん、頑張れ」コールをする。
「夕ちゃん、頑張れ!」「夕ちゃん、頑張れ!」
うわぁ、みんなが僕の子供のことを応援してくれてる。もちろん、先生方の指導があってのことだろうけど、こんなに沢山の子供たちが我が子を応援してくれてるというのはちょっと感動ものだった。そして、夕は見事ポールを登り切ることが出来た。
そういう思い出もあって、あのポールは僕にとってポッポ保育園の象徴的なもの。
だが!なんと!
あのポールは無くなっていた。いろんなことが細かく言われるようになって安全性のためなのか、それともポールが古くなって撤去したまま、予算の問題などでつけられないのか・・。
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そうそう、何しに行ってたかというと、長いこと使っていたパソコンの入れ替え相談で行ってたんだった。
もちろんその話はしっかりして来たけど、こちらのポッポさんに対する当事者意識もあって全然商売してるような話し方じゃなかったと思う。
「あのポールはポッポさんの象徴みたいなものだから又立てましょうヨ。」
「だったら、立てて下さーい」
なんて会話で・・・。
ポッポ保育園のもうひとつの象徴は「緑のお屋根」。
園歌の中にそういう節があって、実際にポッポ保育園の屋根は緑だ。
あれも、そろそろ塗り替えたらいいかも知れない。
どうぞ、これでポールを立てて下さい。屋根も塗り替えましょう。なんて寄付出来たらいいのにな。