2009年6月8日(月)

ヘラヘラ

 授業の最初に出席を取るんだけど、その時僕は子供たちの名前を呼びながらついついヘラヘラと笑ってしまう。

 平和で自由の象徴だろうか、子供たちの名前は僕らの時代の「○子」がですます調の名前だとすると「恵理」とか「美奈」とか子抜きの体言止めとでもいうような名前が多い。

 きっとお父さんお母さんの「ありきたりじゃないかわいい素敵な子になって欲しい」という気持ちがこもってるんだろうなぁ・・・。

 そんな気持ちで出席を取っているのだから、そこまでは結構おごそかな気持ちなのだ、人知れず。

 が、しかし・・・

 もう一人、発想が飛んでしまうミヤギ君がいる。これがじゃまするんだ。

 恵理という名前の子を呼ぶと、僕の頭の中には即「いとしのエリー」が鳴る。エリー!!と叫びそう。

 真穂という名前の子を呼ぶと、「いらっしゃいマホー」。

 しずかという名前だとドラえもんのしずかちゃんが浮かんで来るし。

 ○○レイカさんだと、「そう言えばあのレイカさんは元気だろうか・・?」

 不謹慎なんだろうな、こういうのは。

 しかし、勝手に頭に浮かぶことなのでコントロール出来ん。

 で、ついついヘラヘラ笑ってしまう。(コチラをコントロールせんといかんのかも知れないな。)

 「ボク、明らかに出席取る時にヘラヘラ笑ってるよネ。決して怪しい人じゃないんで、分かって下さいネー。」

 生徒たちは結構分かってくれる。(と、思うんだけど・・・)

 初めての看護科で新しい内容で少々フーフー言ってる僕に加えて、こういうミヤギ君も健在で〜す。