2009年6月23日(火)

元封筒メモ

 まぁ、小市民的な話ではあるけれど・・・

 いつだったか、僕は紙に困ることがないと書いたけれど、今、少々メモ用紙に困っている。

 僕のメモ用紙は家に送ってくるダイレクトメールや、「引き落としできませんでしたー」という支払いの催促の封筒をカッターナイフで切って作ったもの。

 「買えない人間にこんな広告送って来るなよー!!」

 「支払い遅くて悪かったなー!!」

 と、ギザギザに切り刻むんだ。

 というのは嘘で、「アリガトネー」と思いながら、二つ折り二つ折りに切っていけばほとんどの封筒はちょうどいい大きさになる。

 封筒に使われている紙はしっかりしていてペラペラのメモ用紙よりはるかに使い勝手が良く、書いたメモに対する後々の感覚的な信頼感も高い。

 で、ダイレクトメールも支払い催促も確実に送られて来るので、使っても使っても無くならないし、逆に増え過ぎて「いつになったらコレ薄くなるんだろう」とクリップに挟んだ分厚いメモ用紙を見るということの方がこれまでは多かった。

 それがねー。このひと月ほど、どんどん減っていって無くなってしまった。

 ダイレクトメールも支払催促も相変わらず来ているのにこれはどうしたことか・・・。

 はっきりしてるのは、机前の仕事や学習ものが増えて、考えをまとめたり、備忘録を付けたりということが増えたということ。

 「ペーパーレス」なんて言って、パソコンを使うと紙の使用量が減って、それはエコにもつながるなんて言い方もあるけど、やはり「書く」ということはそれはそれで大事な要素なんだよなぁ。

 無理やりそれをパソコンで済ませ、と言われれば出来ないことはないけど、そうするといろんなことがものものしくなるに違いない。

 紙に書くという行為はとても手軽な行為な上に、タテヨコ仕切り感覚のパソコンには無い柔軟さがある。

 パソコンがない時代からパソコン以上のことをやっているのだから人間ってすごいんだよなー。

 何よりもすごいのは、間違うことが出来ること。(これは冗談じゃなくて、ほんとにすごいことだと思う。)

 で、その間違いを減らすため、やったことを活かすために僕も紙を使っているというわけだ。

 最終的には、その紙が散逸しないように、カサバって管理できなくならないように、パソコンの中にまとめるようなこともしているが、ON TIMEでは紙の方が役に立つことがとても多い。

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 元封筒で作ったメモ用紙は無くてもペラペラのいらない紙を軽く製本して、ピラリとはがせるようなメモ用紙はまだまだドッサリあるから困りはしないのだが、封筒用紙のあの厚みはなかなかいいものなので、ちょっと不便かな(^^)