2009年9月10日(木)

町内、H地さん

 オウ、こうしてみると僕って力あるんだな・・・。

 谷病院のあとお伺いしたのはおとといお電話を下さった町内のH地さん。

 町内と言っても我が旭天神町は面積的には結構広いところで、H地さんのお宅は我が家の裏庭である水道山の反対側のふもとにある。H地さんはうちで利用している歯医者さんにお勤めの方で今回の電話はソレつながり。その電話で知ったんだけど、高3の我が秘書殿とH地さんの息子さんは小学時代の同級生らしい。さすが同じ町内だな。

 ご用件は、息子さんがプレステが無線LANでネットにつながらず、いろいろとやっている内にノートまで使えなくなったというもの。

 接続の大元をチェックした方がいいかも知れないのでWin98のノートを持参した。VISTAで困ってる件を98で解決するというのが僕のねじれた楽しみ方。(ホントはいいものを自分用に出来ないだけなんだけど・・・)

 まずはネット接続環境を見せてもらう。無線を飛ばしてるルーターがヒカリの接続環境に加わっていてメーカーはプラネックス。フムフム。

 続いて息子さんの部屋でのプレステの様子とノートの現状を見せてもらう。

 ノートの「使えない」の意味は、今まで無線でつながっていたのに、こちらもつながらなくなったということのよう。

 「これは無線のセキュリティの暗号Keyの問題だね。ルーターの中身を見てみようか。それとプラネックスの説明書が出てくればそれが一番いいんだけど・・・」

 説明書はお母さんが出して来た袋の中から出て来た。

 その説明書と照らし合わせながらプラネックスの中の設定を98機で見てみると、これを設置した時に設定を別に変えたような様子がない。

 「これだったら説明書どおりの暗号Keyでつながる筈だよ。違ってたら今の画面から別のものに変えればいいから98の方はこのままにしておいてやってみようかね。」

 プラネックスの説明書を持つ息子さんと一緒にプレステのある部屋に戻る。

 「どちらから先にやります?」

 「プレステの方が分かりやすいからそっちからやってみようか。」

 プレステを操作するのは息子さん。我が子と同じゲーム世代だからこういうのは子供の方がはるかに速い。プレステは最初のひと作業でつながった。

 次はノートのVISTA機。これは元々はつながっていたものなのだが・・・

 VISTAはどこを押したら何が出て来るというインターフェイスが分かりにくいからネー。いろいろやっている内に無線LANのセキュリティKeyの入力画面が出てきて、そこにプラネックスのKeyを入力する。さぁ、どうヨ・・・

 ハイッ!つながった。

 この時点で今回のトラブル連鎖の全容が分かった。プレステをネットにつなぐためにセキュリティKeyの入力が必要になり、プラネックスの説明書の所在を知らなかった彼は今つながっているノートを見れば分かると考えた(これは正解は正解なのだ)。で、VISTA機の無線設定に関するところを見ている内にどうかした拍子に入っていたセキュリティKeyが消えてしまったというわけだ。

 お母さんに大体のことを説明すると、ついでの質問で迷惑メールのことが出てきた。H地さんのメールの利用頻度からするとアドレスを変えるのが一番いい。

 「じゃ、今やってしまいましょう。」

 プロバイダの会員サービスページでメールアドレスを変え、パソコンのメール設定を変えて出来上がり。

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 こうして書いてみると、自分を誉めるようなことはやっていないんだけどねー。

 判断したことがことごとく当たって、解決に至る手順が最短で決まる、その手応えがいいとやってることは難しくなくてもつい誉めたくなる。

 「力がある」というより「手際がいい」というべきか。

 言い直しておこう。

 オウ、ミヤギ君、なかなか手際がいいじゃないか!!