2009年9月15日(水)

画廊で梱包アルバイト

 今日の訪問先はY本画廊さん。

 Y本さんは2年くらい前に僕から中古のノートを買ってくれたのだが、最近になってそれよりもひとふたランク上のノートパソコンを誰かからもらった。で、それを使い始めたばかりなのだが、まだろくに使わない内にプチッという音がしてそれから全く起動しなくなったとのこと。

 行ってみると全くの起動不可。通電さえしていない。同じメーカーなので、僕が買ってもらったパソコン(こちらはちゃんと動いている)のACアダプターを付け替えてみるが、結果は同じ。

 アチャー、ここまで無反応だとメーカーとルートを持っているパソコンショップに相談した方がいい。どこに持って行っても精密機械のノートパソコンはメーカー送りになるから店はどこでもいい。そして、そのまま直行で修理というのではなく不具合の原因を見てもらって修理したらいくらぐらいかかるか聞いて後をどうするか決める。

 「分かった。じゃあ、あっちのパソコンの方、ウィルス対策の期限延長お願い出来ます?」

 ハイハイ、僕が提供した方は今度のよりひとふたランク下だけど今も元気。作業は簡単に済んだ。

 最近感じてることで何度か書いたこともあるけど、どうもある時期、XP出始めの頃のパソコンが次々ダメになっていて、それよりも前のものはもっと持ちがいいような気がする。ネット上ではその頃に世界的に質の悪いコンデンサーが出回った時期があってそれがこの現象の原因だと読んだこともある。それ、信じてもいいような気がする。

 本来の依頼には手が出なかったからすぐに手があいた。

 「この後、時間あいちゅう?」

 「ウン、今日は訪問の予定は無い。」

 「そしたらちょっとアルバイトせん?」

 聞けば、Y本さんは昔からのお仲間と共催で名古屋で絵の展示会をする予定があって、その会場に絵を約40点送らないといけない。

 で、アルバイトというのはその梱包作業を手伝ってくれないかというわけだ。

 「エイよー。」

 ということで即採用決定。

 「僕は不器用だからちゃんと説明してネ。」

 といいつつも、以前からたちさんの手伝いで絵の展示とかもやったことがあるから、腫れものに触るほど怖くもないし、1時間程度の共同作業でことは済んでしまった。

 良く言えば臨機応変、普通に言えば行き当たりばったりの行動パターン。

 でも、こんなことしながらちゃんと副産物もある。

 「こういう絵の配送なんて専門業者があるの?」

 「高い絵とかはそれなりに頼むところがあるけんど、そうじゃなければ普通の配送業者さんでエイがよ。」

 そうなのか。仕事が来るかどうかは分からないが、運送関係の会社のホームページ話もあるしその業界のことがひとつ分かった。

 作業が済んで画廊に戻ると、机の上に高知出身の画家山脇信徳さんの絵画3点が東京の収集家の遺品の中から見つかったという新聞の切り抜きが目に入る。

 アレレ、この方、金曜日のU田さんが若いころ世話になったということで、一時インターネットでいろいろと調べごとをした人なんだ。

 それを言うとY本さんは「そこにかかっちゅう絵は山脇さんの絵ヨ。」と一枚の絵を指差した。

 「へー、そうなんだ。じゃあ、著作権の問題もあるろうけんど、携帯のカメラ程度ならかまわんろー」と一枚パチリと写させてもらう。

 これでU田さんへのおみやげ話が出来た。

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 何が何につながるかワカランのよネー(^^)