2009年9月16日(水)
水曜日はM君DAY?
先週の水曜日にノートパソコンのことで書いたM君が電話をして来た。今度は動画の編集作業に使っているデスクトップ機がウンともスンとも言わなくなったとのこと。
「僕が行ってもいいけど、どうする?持って来れる?」
昨日のY本さんのノートもウンスン言わずの症状だったが、ノートの場合は精密な上に電源部もマザーボードの一部になっているので手が出ない。でも、デスクトップの場合はそれぞれのパーツがもっと分かれているから手が出しやすいのだ。
車から何種類かの電源を持って来てM君の到着を待つ。彼はYAMAHAのスクータータイプの大きなバイクに乗っていて、エンジンの音が独特なので家の近くまで来たらすぐ分かる。
省スペースタイプのデスクトップ機本体のふたを開け、僕の用意した電源をつないでアレコレと・・・。
どうも電源の故障なのは間違いないようなのだが、僕の電源をつけても時々立ち上がらなかったりする。
「まさか、電源コードが切れてるだけ、とかいうことはないよネ。これだけいろいろやって、原因がそれやったら笑うでネ。」
といいながら、僕の電源をつけてパソコンが起動している状態で電源コードの根元をつまみ揺らしてみると・・・
フッ・・・、と電源が落ちた。
アイヤー、そうなのー?
じゃあ、切れてない電源コードでつないで元の電源に付け替えると?
こちらはウンスン言わずの状態。
そうか、これは『トラブルは複合する』ってやつだ。
トラブル対処をやってると、何故か関係ないようなトラブルが二重にあって、原因探しで迷子になるということがよくある。これを昔の賢者は『トラブルは複合する』という諺に残した。で、我々賢者の末裔はそういうことがあると心得ているだけで、そういう状況に遭遇してもあまりストレスも感じず対処することが出来る。
そう、トラブルは複合するものなのだ。昔の人はエライなぁ。確か、Miyagiとかいう人だった。
このパソコンは電源部が壊れたというトラブルと電源コードが断線しかけているというトラブルの二つのトラブルを持っていたワケだ。この場合は同じ電源周りなので、何らかの因果関係はあったのかも知れない。
さて、この後は・・・。
電源コードはいくらでもあるのでそれは僕のをあげるとして、僕の電源は大きい箱用なのでチェックには使えても省スペースの箱には収まらない。あとはM君にパソコンショップで省スペースタイプの箱に合う電源部を探し自分でつけてもらうセルフサービスタイプの終わらせ方にした。彼はずっと僕の作業を見ていたし、話をしてれば、こういうことが自分で出来るか出来ないかはすぐ分かる。
一度誰かがやってるのを見たり、自分でやってみて分からないところを経験のある人に聞いたりすれば、デスクトップ機は割と楽にアレコレ出来るものなのだ、実は・・・。
で、『トラブルは複合する』ということを心得ていれば、もっと楽になる。