2009年9月22日(火)
午後1時、おくふじ新聞のK松さん。
「文章やレイアウトはそれなりに出来たんですけどね。画像の取り込みが分からないんで教えてもらえますか?」
昨日そういう電話を頂いた。
K松さんご夫妻は文章と絵と全体の構想をご主人が担当し、それを奥さんがパソコンを使って紙面化するというやり方だったのだが、奥さんの体調のことがあって、今はご主人が一人で作業をされている。
新聞に画像を入れるにはソフトの扱い以前のこととして、使おうとしている絵や写真をスキャナーでパソコンに取り込む必要がある。その上で、ソフト独特の取り込み方があって、今日はその二つを伝えればいいわけだ。
新聞作りにはあるフリーソフトを使っていて、これはかなりのすぐれもの。その代りその作りに慣れる必要のある、ソフト独特の仕様がある。毎月使っている分奥さんはもう僕以上にこのソフトを使いこなしている。で、今日ご主人に教える立場の僕はと言えば、行く前に予習というか復習というか、準備をしないといけない状況。
おかげで、このソフトの作りが前触った時以上によく分かった。
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今日ご主人にやり方を説明しながら感じたこと。
ご主人はパソコンの扱い自体には苦手意識があるようだが、さすがは絵を描く人だけあって、ご主人が考えていることが実現すると新聞がほんとに新聞らしくなる。
いくらパソコンの扱いに慣れていて新しい課題を素早く解決出来ても、この最終目標のイメージがないと、こういう新聞を作れない。
これがセンスというものなんだろうなぁ。
こういう方がパソコンや使用するソフトに慣れるとすごいことになるんだろうな。