2009年9月26日(土)
今日はおととい書いたS田さんの件で9時半にはいの町八田のS田さんのところに到着するように家を出る。
S田さんの作ったスライドはデジカメ画像を圧縮しないで作ったため容量が大きくなり、非力なパソコンだとスライドが始まるまでに時間がかかり、音が出るタイミングがずれてしまう。今朝、僕の別のノートでやるとそのパソコンでも同じことが起こった。
会場にはスクリーンやDVDプレイヤーはあるとのことだけど、パソコンがあるかどうかは定かではない。スライドを作ったパソコンで再生すれば間違いはないのでS田さんは自宅のデスクトップ機を持って行くことにしているのだが、あのパソコンって確か映像出力がデジタルだったんだよなぁ。もし、出力がデジタルオンリーで会場の液晶プロジェクターの入力がアナログしかなかったらそれも繋ぐことが出来ない。
さぁ、これをどうするか。
家を出る予定の30分前に、会場にそこそこのパソコンがあるのかないのか確かめてもらうようにS田さんに電話で頼む。
結果は・・・、係の人がまだ来ていないということで分からずじまい。
これは最悪のことを考えて準備しないといけない。僕が考えた解決法は・・・
○ノートを2台持って行く。
○1台で映像を流し、もう1台で音を鳴らして、最初から予定だった場所で音は手動で切り替える。
長い時間をかけ、ああでもない、こうでもないと苦労したS田さんなら音を手動で切り替えるのはなんでもない筈だ。
もちろん、これはそこそこのパソコンがなかったり、S田さんのパソコンをあちらの液晶プロジェクターにつなぐことが出来ない時の最後の手段。
さて、僕の手持ちの液晶プロジェクターは念のために持って行く必要はあるんだろうか?
まさか、液晶プロジェクターがないことはないだろう。ここまでやると用意周到というより「心配性」の域じゃないか?
でも、「液晶プロジェクターがある」と言う言葉は一言も聞いていないから持って行くことにするか・・・。
心配性だなぁ・・・
半分自分でも苦笑いするような気持ちで液晶プロジェクターも車に積んだ。
これで僕が用意できるものは全部が全部持って行くことになる。
なんか、大袈裟だよネー。
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しかし、これがことごとく役に立ってしまった(^_^;)
いの町の中心から仁淀川沿いに上りもう少しで吾北、という場所にあるその施設の会場の天井にはしっかりと液晶プロジェクターが据え付けられていたのだが、これは4年以上も使ったことがなく、今では電源が入るかどうかも分からないとのこと。
アイヤー、そうなんだぁ・・。
「じゃあ、こちらでセッティングしますので、これくらいの高さの台ひとつと、延長コードと、それから3つ電源を取りたいんですけど、お願い出来ますか?」
頼るものが自分しかいない時の久々のテキパキモード。セッティングは10時から11時の1時間の予定だと聞いている。
持参した液晶プロジェクターを設置し、1台のノートは映像のみ、1台のノートは音のみの役割分担にファイル分けをし、僕がいなくてもS田さんが自力で出来るようにセットしてやり方を説明、何度かリハーサルもしてもらう。
これみんな1時間でやってしまった。
で、更にS田さんの家に戻り、S田さん宅で後から出てきたノートパソコン1台だけで音ずれなしで再生が出来ないか最後のあがき。
そうすると、スライドの写真を1枚ずつ軽いものにすげ替えなくても全部の写真を一括で圧縮出来る方法に行きつく。その方法で200MB近くあったスライドのファイルはなんと10MB弱になってしまった。これだと音のずれも、完璧ではないが、はるかに少なくなってこのままでも使えそう。
このノートより僕の用意したものの方が少し力があるから、画像の圧縮の方法をS田さんに教えて本番前にそれをやってもらえばもっと楽になるかも知れない。
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と、ここまでで僕の役割は終了。少年野球チームの送別会は夕方6時くらいからだけど、日中は野球の試合があったり他の行事もあって、S田さんはそちらにも参加しないといけない。
「宮城さんに来てもらわんかったら、どうにもならんかった。」
とS田さんは言ってくれたのだが、僕が持って行った液晶プロジェクターは、ネットオークションで「まさか落ちはすまい」と気まぐれで入札したら他に誰もライバルがいなくて落ちてしまった・・という非力なもので、大きな会場での使用に耐えるものではない。今日の会場は中の下くらいの規模だけど、それでも会場でスライドを流したら暗くて鮮明さに欠けていた。
無いよりはましだろうけど、そこいらが少し心配だなぁ。
それに加えて、画像を圧縮したり、場合によってはノートパソコンを付け替えたり、リハーサルとは違う部分を僕がいない状態でS田さんがやらないといけないのも少し心配。
心配性は時に今日みたいに役に立つこともあるが、心配性な人間は心配が多くて(当たり前!!)しんどいもんだ。
夕方6時頃にはS田さんの作業がうまく行くように遠くの空の下から気持ちを送ることにしよう。
少年野球チームの卒業生を送る、気持ちのこもったとてもいい内容なんだ。