2009年11月1日(日)

K松さん

 「もしもし、昨日の持ち帰りの分、仕上がりました。試行錯誤が結構ありましたけど、きれいに出来てると思います。」

 「ほー、もう出来ましたか。そりゃー、女房のいい供養になります。」

 昨日K松さんのところから持ち帰った「おくふじ新聞」の一部をワードで作るという作業、今日の朝から取り掛かった。

 丁寧に、丁寧に・・

 というのはいつも心がけているつもりだけど、今回はとりわけ丁寧に心を込めて・・・。

 新聞編集ソフトの記事掲載部分の位置を定規で測り、それをワードのページ設定に反映し、その中を二段組にして「いろは歌留多」の行数が多いために小さくなってしまう文字の大きさを出来る限り大きく出来るように設定を変えてゆく。紙面の無駄一つ無いように。

 午前中一杯かけた。

 ワードが先でもいい、新聞作成ソフトが先でもいい、同じ面をそれぞれで印刷すると新聞の枠にピッタリと「おくふじいろは歌留多」の記事がはまって、とても二回刷りには見えない。なんか、アートした気分だなぁ。

******************

 「又、来ましたヨ。」

 K松さんの写真に挨拶をし、ご主人に僕がやったことの説明とご主人がやる印刷作業の説明をする。

 その間、K松さんは写真の中から笑いながら、僕たちがやっていることを見ていらっしゃる。

 亡くなってもずっと生き続けているって、こういうことなんだ。

 K松さん、ご主人がいつまでも僕を呼んでいてもいけないんだろうけど、

 でも、又、来ますネ。