2009年11月7日(土)
今日はグリーンホール、内山モダンバレエ研究所の発表会。
舞台監督は曾我氏で、彼と会うのも久しぶり。道具はカラタチの北川さん製作。
去年は浦島太郎の玉手箱なんてのもあったけど、今回は北川さんが出す岩だけで、僕はリノリウム要員と言ってもおかしくない。
それでも、リハーサル中は舞台の展開を把握するのに集中し、本番では舞台の進行の見守りと自分の少ない役割を果たすことに集中する。
「空が晴れたってそれが何になるんだ。だいっきらいだ、白い雲なんて・・。」
いい音楽が流れていれば、なんの関係も無い「花は遅かった」のセリフも影でつぶやいていないといけないし、袖裏は大変なのだ。
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スタッフに思いもしない人が来ていた。
それは、サティのキタムラカメラの元店長さん。1年くらい前に定年で辞められたのだが、県展に写真を出す人などが現像や写真のトリミングの相談に来るような固定客の付いた方。きっとキタムラカメラ生え抜きの、キタムラカメラと一緒に人生を送って来た人。今でも、分からないことがあったり、お客さんに頼まれると店頭に出て来ている様子で、サティのお店や土佐道路のキタムラで時々お会いする。
そういう人だから、写真を撮る方も結構なものなんだろうなぁ。
「私は撮る方は専門じゃないですから。」
と言いつつも、胸には一眼レフの立派なデジカメがぶらさがっていて、昨日の試し取りでも400枚以上撮られたとのこと。
やはり、その世界の人なんだ。
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発表会は無事終わった。
これで又、この発表会には1年後のお付き合いとなるのか・・。
その頃は腰がくだけて、僕はいないかも知れんな。
だって、リノ、重いんだもんネー。