2009年11月13日(金)

一ヶ月ぶり、U田先生

 時は来て、時は行き・・・

 今日は久々U田先生の日。

 白内障の手術の前後、しばらくU田先生の訪問が途絶えていたが、それが復活するともうひと月が経っていた。

 2年でも3年でもみんな昨日のことのようでひと月なんてあっという間だけど、カレンダーを見るとやっぱり1ヶ月の長さがある。不思議だねぇ。

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 手術から2週間も経ち、先生も以前の状態に復活。理路整然、頭の切れは以前どおり。

 ただ、ご自分では随分ボケて来たなんておっしゃる。

 話していると、言ってることは首尾一貫してるし、こちらの勉強になることを沢山聞けるのだが・・・。

 白内障について先生といろいろ調べた時に出て来た「白内障は老化の一症状で病気ではない」という、ある意味安心につながる説明の中の「老化」という一言が先生の頭の中に強く残ってしまったのかも知れない。

 「来るものがとうとう来たか・・というのがつらいですねぇ。」

 って、87歳でショック受けてること自体すごいことなんだけど、手術の時と同様、ご本人にとってはつらいことなのだ。

 豊富な人生経験と洞察力、判断力。

 ただ僕が恩恵を頂くだけじゃなく、先生がそれを生かす場があるとその感覚も和らぐのではないかと思うのだが・・。

 沢山の人前に立って、先生がちょっと医療の話をしたり映画の話をするだけで、講演会になりそうな人なんだよねぇ・・・。