2009年11月19日(木)
月曜日に電話をもらった谷病院のパソコン不具合2件はデスクトップとノートの各1台。
デスクトップ機は本体がゴーッというすごい音がしたということで、とりあえず電源を落として置いてある。ノートはハードディスクを認識しないのでこれも又木曜日のミヤギ待ちの状態。
僕がいつも作業している部屋にあるのでまずはデスクトップ機の方から手を付けようか・・。
試しに立ち上げてみると今はそんな大きな音はしない。でも、これは前もあったことで、その時は一緒に重ねて置いてあるLinux機も動かしていた上にその話を聞いた時には大きな音がしていなかったので、どちらが音を出していたのか分からないまま置いていたことなのだ。今回はLinux機は別のものを動かしていたので音を出したパソコンは特定できているから、とにかく中をあけて見てみよう。
ゴーッというような音を立てるものと言えばCPUを冷やすためのファンか、電源のファンしか考えられない。パソコンはGatewayの省スペースタイプのもの。
箱を開けると、オウ、これは考えて作られている。電源のファンがCPUの放熱板のすぐそばにあって、電源ボックスを冷やすために取り込んだ空気をそのまま放熱板に向けて排気するという一挙両得構造。つまりファンは1個しかない。
ヘー、こういうのは初めて見た。これだと、このファンだけ考えればいいんだ。どれどれ・・・
電源部を取り出して分解し、ファン周りその他のホコリを拭き取って最後はファンの軸部分に例のナノオイルスプレーを吹きかける。
さぁ、どうだ!!
動かない。ウヘー、さっきより状態悪いじゃん。
でも、あわてない。ファンを拭いたりすると通常ファンが動く方向とは違う方向に力が加わって動きが悪くなるということはあることなのだ。ファンを鉛筆かなにかで動かしてやって一度高速で周り出せばそれは解消されるはず。
果たしてファンは高速で回り始めた。静か〜。高速〜!明らかに動きが良くなった。静かで高速という時のモーター音というのは不思議な迫力がある。
しかし、当たり前のように電源部を分解し、分解したままで通電して作業をするなんて、何年か前までは人様のパソコンでは怖くて手が出ないことだったのに、僕も成長したもんだ。
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では、ノートの方は・・・
これはハードディスクを外して戻したら生き返った。なんという素早く気持ちのいい解決。
「外して戻せば元通り」という標語が役に立った。
でも、その後はプロらしくハードディスクのチェックなどもやって、今回のことが一時的なものなのか再発の可能性があるかどうかを調べることも忘れないミヤギ君なのであった。
らしくなったもんだ。