2010年1月4日(月)
やり遂げた。これは自分で自分を誉めてもいい。
年末に一宮のY原さんが紹介してくれた潮見台のU川さんから預かって来たSONYのノートパソコンVAIOを復活させた。
パソコンショップが直すのに10万くらいかかると言ったこのVAIOは預かった時には通常以上に壁があった。
・BIOSをチェックしようとするとU川さんも心当たりのないパスワードによるロックがかかっている。
・VAIOが用意しているハードディスク内からのリカバリーをするために起動時にF10キーを押すとここでもパスワードを聞いて来る。
・パソコン外にリカバリーディスクは作っていない。せめて一度でも最後まで起動してくれれば、その合間を盗んで、プログラムで用意されたリカバリーディスクを作る仕組みからリカバリーディスクを作れるのだが、通常モードでもセーフモードでもちゃんと起動する前に電源が落ちてしまう。
だが、間違えて違うACアダプターを使ったのが逆に幸いしたのか昨日はすぐに電源は落ちるものの最後まで起動するようになった。この違いは大きい。壁が少しくずれて、壁くずしの取っ掛かりが出来た感じ。
ここからが今日のお試し。
・セーフモードでは最後まで起動した後電源も落ちない。この状態でリカバリーディスクは作れないものか。
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「この機能はVAIOではないパソコンでは使用出来ません。」 フエー、これVAIOなんですけどー(-_-;)
・じゃあ、このパソコンのリカバリー領域のデータを新しいハードディスクの二つ目のパーティションにコピーして、オリジナルリカバリーディスクを作る時の方法を応用して、手動でリカバリー出来ないか?これが出来たら今後の新しいノウハウになる。
↓ ↓
アレレ、ハードディスクの中を捜すがリカバリーイメージらしきものがない。これもダメか・・・(-_-;)
・じゃあ次の手だ。今のハードディスクはエラーチェックするとかなりの量のダメージ領域があるが、そのまま新しいハードディスクにコピーして、元気なハードディスク上でエラーの修復をかけるというのはどうだろう?一応起動するのだから可能性はある。
↓ ↓
長かった。コピー元のハードディスクはダメージがあるので読み取りに時間がかかっているようだ。その間にジョジョのパソコンを届けたり出来たほど。
でも、自分の部屋にいる時は待ち時間を利用して他のことを進めようとするが、今一番の課題はこのパソコンなので気持ちがそっちに引っ張られて他のことはろくに前に進まない。
この方法がダメなら、今度はXPの新規インストールをしてネット上からドライバを探して来て・・という最後の手段も考えているのだが、コピーの終了予想は20時間以上と表示されている。午前中に始めてもう夕方なんだけど・・・。一度は明日の朝まで放置することも考えた。
で、自分の部屋を離れ戻って来たら済んでいたわけだ。コピー終了を知らせる画面には所要時間9時間42分56秒の表示。コピー出来なかったファイルはゼロ件とのこと。これはいい感じ。早速新しいハードディスクの方で起動してみよう。
さぁ、どうだ!!
起動の途中で青地に白い字で、エラーファイルを自動修復している様子が表示される。普通ならこの青地に白の画面は問題が起きたしるしだが、今回は逆にこちらが手動でやらないといけないことをWindowsが自動でやってくれてるわけで、ちっとも怖くない。いいぞいいぞー。
VAIOは見事に復活した。以前使っていたままのコピーなので、ドライバの心配もなにもいらない。ちゃんと使えていた時そのままに復活したのだ。Windowsは使っている内に不安定になる傾向があるOSなのでリカバリーの方がスッキリするのだが、今回の場合はこれが最良の方法だったようだ。復活した状態でリカバリーディスク作成のソフトを立ち上げると「リカバリー領域が削除されていてディスクは作れない」のメッセージが出た。
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大手パソコンショップやメーカーは確実に出来ることしかやらない。それには費用がコレコレかかりますけどどうしますか?OKならやりますし、買い替えという手もありますよ・・・。確実なことを提供する。それもひとつの誠意かも知れない。
うまく行くかも知れないし無駄骨に終わるかも知れないけどとに角やってみる。それがダメなら次の手でもう一度。それでもダメなら又次の方法。
ここらが企業と個人の違いだろうな。
もちろんそれでダメな時もある。その時は「ここまでやってダメならしようが無い」の慰めだけ。
だからこそ、今回は自分で自分を誉めてやりたい。
エライッ、ミヤギ。君はやり遂げた。
スゴイッ!!ミヤギ!!君は不可能を可能にする男だ!ヤンヤヤンヤ!!
次のしくじりがある前に喜んどかなくちゃネ(^.^)