2010年1月29日(金)

呼んだ?一宮、I橋さん

 今日の朝、一宮のI橋さんから電話が入った。

 アレレ、呼んじゃったかな・・。

 I橋さんは去年の8月に税理士の南さんが紹介してくれた方で、僕が谷病院のNECのパソコンVR500であれこれやっている時に、この方のご依頼もVR500だったものだからちょっとびっくりしたものだった。

 そして最近、谷病院のVR500にディスプレイの表示がおかしくなるという新しい症状が出て、ここしばらく部品取り用の安いものをネットで探していたのだが、その度に僕はI橋さんのことを思い出していた。

 あの方のVR500はその後なんにも言って来ないけど大丈夫なんだろうか・・。一度は直ったものが翌日にはもう一度おかしくなったりしてたけど・・。

 誰かのことを頭に浮かべるとその方から連絡があるというのは、僕にはよくあること。それでトラブルを呼んじゃいけないので、思い浮かべないように気をつけるくらいよくある。

 「あのパソコンはその後どうですか?」

 I橋さんが用件をおっしゃる前に僕はそう聞いた。心の中ではVR500がまたおかしくなったんじゃないかという思いがある。

 「あれは元気ですよ。結構熱が出るんで、ふたを開けたままで使ってますけど、ちゃんと動いてます。」

 今日のご依頼は、他にお持ちのネット専用機のWindows Meをもう1台お持ちのXP機に移行したいとのことだった。

 ホッ・・。僕がVR500の不具合を呼んだわけではなかったようだ。

 LANケーブルをつけかえれば即実現しそうなことだけど、電話で話していると、どうもI橋さんのLAN環境がつかめないので、お伺いすることにした。

 行って、正解!!

 LANケーブルのつけかえ自体は行けばなんでもないことだったが、ネット専用機を移行するにあたり、メールの設定やこれまでのメールで必要なもの、アドレス帳、Meに入っているデータの移し変えなど、電話では無理な周辺作業が結構あり、中には通常通りでは出来ないこともあって、僕の力総動員でなんとかなった感じだった。金曜日の定番のU田さんには連絡を取って到着を30分遅らせて頂いたくらい。

 「まぁ、こんなにいろいろやらんといかんとは・・。こういうことが苦手な人間にはつらいところですねぇ。あれもこれも出来なくていいから、宮城さん、必要なことだけ入っているシンプルなパソコンを作りませんか?」

 この「作る」の意味は「開発して世に出す」ということで、僕にはそんな力は無いが、誰か、もしくはどこかが、そういうものを作ってくれないものか。

 シンプルでいつまでも使えて壊れにくく、ユーザーは機械としてのパソコンやOSの設定などの勉強をする必要が無く、やりたいことだけに専念すればいい。

 そうなると、僕のトラブル系の仕事は減るだろうけど、僕はユーザー側の人間だという意識が強いから全然かまわない。前向き系の仕事に専念できれば、スッキリするというものだ。

 リナックス系でそういうことが出来るだろうと思うのだが・・・