2010年2月18日(木)
オー、これは面白い。Sonyのデジタル一眼レフ、やってる内にアート気分。
毎週木曜日は谷病院の日なのだが、今日は変則パターン。午後、谷君がやる筈だった城西館で開催されているとある会のカメラマン役が、谷君に別の用事が出来たため僕が代行ということになった。
正直言ってカメラはあまり触ったことがない。やればハマリそうな予感がして、僕は若い時からカメラには近づかないようにしていた。カメラをやっている人を垣間見るに、カメラはとんでもない金食い虫。カメラ本体でも上を見ればキリが無いくらい高額なものがあるのに、人によっては暗室まで用意して・・・
あな、おそろしや。ハマったらおおごとだ。
それがために、デジカメが出現してカメラ周りにあまりお金がかからなくなってからもカメラを触る習慣が付いてなくて、カメラを持ち歩いても何もとらないままなんて調子。一眼レフなんて触ったこともない。
いや、触るくらいなら人様のものを触ったことがあるかも知れない。「トイレに行って来るから、ちょっと、これ持っててー。」「ハーイ。」程度だけど・・
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いつもの谷病院での作業ではパソコン関係で今日中にやっておきたいことがあり、それを午前中に済ますために城西館への移動ギリギリまで粘る。
そのためカメラの扱いや写真を撮る要領は会場についてからの短時間に聞くことに。びびっている時間の余裕もない。そのまま会は始まってしまった。
こういう行き当たりばったりには僕は割りと強い。やるしかないし、やりながら方法を割り出すしかない。極めて単純だから、気は楽なんだ。
最初はとにかく、前でしゃべっている人ごとに3枚くらい角度を変えて取ることにし、その内、人によってマイクの右側に立ったり左側に立ったり、それぞれに癖があることに気づく。それなら最初は真ん中から撮って(これだと右でも左でも短距離で動ける)、立ち位置によってその反対側から2枚、マイクがかぶっている方向からは1枚。
シャッターを押した時にブレないように、壁に体を預けたり、たまには椅子に座って話しを聞いている人たちの目線で撮るのもいい。
原稿を見ながら話している人は、時々顔を上げるタイミングを見てパシャリ。あ、いかん、遅かった。もう1枚。
おっ、この人は身振り手振りがあるから、手を上げた瞬間でパシャリ。いかん、又遅かった。もう1枚。
なるほど、写真をやってる人があまり代わり映えのしない写真を何枚も撮るのにはこういう心理があるんだ。
病院に勤めている時、ビデオ撮影はかなりやったが、ビデオカメラにはこの瞬間を狙ってシャッターを押すというような作業がない。
これ、面白いワー。望遠付きの一眼だから面白いんだろうなー、きっと。
撮った結果が使い物になるかどうかも分からない内から少々気分が高揚気味。これで写真がピンボケだったら、笑いものだけど・・・
もし、そうだったとしても・・・
一眼、欲しい。