2010年2月24日(水)
今日はおととい書いたTさんの会社へ。
Tさんは僕との相談結果を会社に持ち帰って社長さんと相談し、早速、弥生会計の体験版を試しにやってみることにした。ついてはその導入時のもろもろにつきあって欲しいというわけだ。
まずは体験版をダウンロードしてインストールする。ここいらはパソコンのパソコンらしい作業かな。
次は初期設定で会社名や決算期間、消費税はどうするかなどの基本事項を登録。少し経理っぽくなって来た。
そして次は、弥生会計が用意している一般的な勘定科目の中で、Tさんの会社が使っていない勘定科目を削除したり、微妙な名前の違いを変えたりして、極力今後の作業が今までとあまり変わらないようにして行く。
で、最後の作業は、これまでに会計事務所さんが作ってくれている1月の試算表の残高を弥生会計に反映させて行く。
「繰越残高入力」というボタンがあって、そこに入力して行くと貸借科目の残高はすぐに合ったが、損益の残高を入力する仕組みがどこにも見当たらない。
「ヘルプ」を見ていくと、オウ、説明がすごく分かりやすい!!でも、分からん(^_^.)
ここでサポートに電話をしてホントにヘルプ!!
聞けば、期中導入の場合は「繰越残高」ボタンから入力するのではなく、「振替入力」から入力するとのことで、そのことも「ヘルプ」の中にあったのだが、情報が多すぎてそこに行き着く一歩手前で電話してしまったのだった。
方法が分かれば、後は簡単。
しかーし、今度は一気に全ての科目の残高を入力したら、借方、貸方の合計が合わず、伝票を登録出来ない。
入力にミスがないかTさんと読みあわせを何度もやるが、どう見ても間違いはない。
それなら取りあえず損益科目の入力は削除してしまって、貸借科目から合わせ、その次に損益科目を見るというやり方で問題解決。
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今の仕事でも、時々人様の経理ソフトの相談を受けるが、それはバックアップの仕方であるとか、ソフトがうまく動かないとか、どちらかというとパソコンよりの相談で、今日ほど経理らしい作業は無かった。それでも、若い時に大量にやったことは染み付いてるようで、懐かしいような、昨日のことのような・・・
今日触った感じからすると、「弥生会計」はとても分かりやすい。特に「ヘルプ」の充実ぶりは見事だ。量が多くて、急いでたりすると知りたいことに行き着かない可能性もあるが、その記述内容は懇切丁寧。
いいかも知れない。