2010年2月26日(金)
U田さんのお宅に着くとH田さんが来ていた。
H田さんは長い失業期間を経て去年の暮れ頃に介護関連の施設に就職が出来たということで僕もホッとしていたのだが、どうも現実は厳しいらしい。
H田さんの今の就業形態はパート扱い。常勤になるには更に介護福祉士の資格がいる。
そして、H田さんが就職した施設では利用者の方が病院に入院したり住む場所が変わったりの影響で、仕事の量が3月から半分くらいになるとのこと。
こんな時に仕事が減るのがパート労働者だ。というより、企業はそういう時の調整用としてパートを雇う。
パート的な仕事の方が助かる人がパート仕事に就くのならいいが、本当は常勤がいいのにパートしか無かった場合は、これはきつい。
この4月から中学になるお子さんがいるH田さんはこれからが物入りだというのに・・・
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H田さんは5時くらいになると、これからその施設で連絡会があるからということでU田さん宅を出て行った。
介護という責任のある仕事ゆえに、仕事が減ろうと減るまいとこういうことには参加しないといけない。
介護を受ける人が増えることを望みはしないけど、対象者が少ないところもあれば、多くて人手不足のところもあるのではないか・・。
そのアンバランスを調整するような形で、なんとかならんものなのか・・。
50歳辺りの再就職というのはコネがあったり、よほどのタイミングの良さでも無い限りきついものだ。
H田さんに、何かいい風が吹いてくれたらいいのだが・・。