2010年3月24日(水)

安芸の薬局さんへ

 朝、10時。南国の大きな駐車場があるスーパーでO津電気のO西さんと待ち合わせ、そこからはO西さんの車1台で東に向かう。

 目指すは安芸の町のとある薬局。診療報酬の改定でその薬局に入れてある調剤ソフトをアップデートして診療報酬改定後の利用に備える。

 と分かったふうに書いているが、こういうことに関しては僕はまだ見習いの身。

 その分、気持ちは楽だ。

 車の中で聞くO津電気さんの扱い業務の多彩さに驚いたり、実際の薬局で使われている調剤ソフトの様子に「なるほど、そうなのか」と思ったり、結構楽しんでいる。

 O津電気さんとの付き合いが始まって、病院関係、駐車上管理、ドライブシミュレーション機など、関係があるようでそれぞれに違う仕事の見習い的なことをやったが、O津電気さんはタクシーの配車に関することもやっているし、そもそも最初は電話の配線業から始まった企業らしい。まだ、パソコンの時代じゃなく、ワープロが100万に近い金額の時代にはそれをあちこちの司法書士さんの事務所に売っていた時代もあったとのこと。僕は個人規模のパソコンの便利屋なわけだが、O津電気さんはその企業版といったところだろうか。扱い額もその多彩さも比べ物にならないが、やっていることの性格は相性がいいのかも知れない。

 雨の中、安芸の薬局には11時半に着いた。作業は患者さんが処方箋を持って来ないお昼休みをねらってやる。その薬局はとある病院の門前薬局という形で、病院の午前の患者さんの切れ目が薬局にとっての昼の調剤作業の切れ目にもなるわけだ。

 以前の短大の授業で調剤ソフトを扱う時間があって、その時は僕も生徒側に座ってお勉強したものだが、その時の印象では調剤ソフト業務はパソコンや周辺機器の扱いよりソフトの作りを理解し正確に扱うということが大きな割合を占める特殊な業務のように見えた。

 しかし、今日実際の現場を見てみると、パソコンの一般的な扱いや、周辺機器の扱いが、ソフトの扱いと同様に大きな割合を占めている。ソフトの内容は薬剤師さんの専門分野がパソコンに詰め込まれているようなものなので薬剤師さんもお手のものだが、周辺機器の不具合などはO津電気さんに頼るしか方法がない。なにしろ、薬袋用、水薬の容器に貼るラベル用、領収書、薬剤情報などの普通紙印刷用など、別々にプリンターが用意されていて、それが調剤ソフトと連動して動いているのだ。

 こういう環境のお世話が出来るためには、調剤ソフトとパソコンや周辺機器のこと、両方が分かっていないといけない。

 まぁ、大変だねぇ・・・ (人事みたい)

 面白くて、いろいろと参考になる体験だった。

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 そろそろ、天気回復しないかなぁ・・・