2010年4月12日(月)
今日は名刺三昧。
久しぶりに名刺作成の依頼が来て、量も沢山。今日のところは800枚だが、後日又追加がある。
名刺は小さなキャンバス。例え絵柄が無い文字だけの名刺でも、どんなフォントを使って、どう配置して・・と結構神経を使う。
神経を使っても使わなくても、ある程度それらしいものは出来るのだが、それだと面白く無いので0.5ミリ単位くらいには神経を使うようにしている。
そして、仕上げの時は感覚の方を優先。例えば横タイプの配置で上の行と下の行の左揃えをピッタリと同じにしたい時に、数値的にピッタリ同じでも、目の錯覚で上が飛び出して見えたりその逆だったりする。そういう時は目の方を信じる。なんたって人間の感覚の方が数字より優先だ。それを渡したり、もらったり、見るのは人間なのだから。この時点で0.1ミリ単位のこだわりになるかな・・
こんな感じでやってるから、結構楽しめる。毎日毎日名刺を作っているわけじゃないから新鮮なんだよネー。
今回は1枚1枚手切りするのは大変過ぎるので、パソコンでの名刺作成用に市販されている、A4サイズの紙にミシン目が入っていて印刷後にペキパキと折って切り離すタイプの紙を使った。
その代わり、別のことでもうひと工夫。ワードで名刺サイズのボックスの展開図を作って名刺をお渡しする時の紙のケースを手作りした。
これまでも名刺の作成を頼まれた時に最後に「ウーン・・」と困っていたのが名刺ケース。
この仕事を始めた頃に印刷屋さんが使っているプラスチックの名刺ケースを探し出して少し買い置きしておいたのだが、その「少し」がはけるのに何年かかったことか・・
それ以来、プラスチックケースの買い置きはしないことにして、出来た名刺をセロハン包装してお渡ししたり、紙の帯でまとめてお渡ししたりしていたのだが、印刷専門業ではないにしても少しみすぼらしい。なんとかならんものかと思っていたのだ。今回で、この件はある程度解決したかな・・。もう少し数をこなせば、もっと良くなると思う。
あとは裁断機だな。ペキパキ折りはミシン目のギザギザ感が残ってしまう。裁断機に投資するにしては名刺の仕事が少な過ぎるがどこかでエイッと買ってしまって、自分の名刺ばかり作るっていうのもいいかも知れない(-_-;)