2010年5月20日(木)
谷病院の仕事を終わる4時ピッタリにかかって来た電話は、この仕事を始めた頃(＝8年近く前)に何度かお客さんになってくれたＫ澤さん。
なんでもお知り合いの方が2年くらい前に20万弱でパソコンショップの方に作ってもらったパソコンを売りたくて、知り合いの人に見てもらったら、妙に古いパソコンのような意見が出たのだけど、そういう仕事の宮城さんの目で見てもらえまいか？
「本人はせめて3万くらいで売りたいと言いゆうがやけんど、その値段で売れるもんかどうか、ちょっと見てみてくれん？」
今日は雨。天気が回復するという予報を信じて自転車で来た僕は、小降りになったもののまだ空から落ちている雨をどうかいくぐって帰ろうかと思案していたんだけど・・・
「五台山やったら、帰りがけにちょっと回ったら来れるろう？雨ももうやんじゅうろう？」
降ってまぁす！！
でも、まぁ、行ってみることにした。
K澤さんの家は百石町にあって、百石町はただでさえ道に迷うところなのに加えて、道路が随分拡張されて依然とは随分雰囲気が変わっている。
Ｋ澤さんは道順をこと細かに説明してくれるが、それほど細かいと最初の方の目印が記憶から飛んでしまう。
「そこまででいいよ。それ以上聞いたら分からんなるき。」
昔の古い路地に入れば、景色の感じで分かるだろう。一応迷子になったら電話をすることにしていたが、割と簡単に行き着いてしまったのに、K澤さんの方が驚いていた。(半分まぐれなんだけど)
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さて、そのパソコンなんだけど。
上等！！
VISTAが出た時代にVISTAが動くスペックのパソコンにXPを入れてあって、動きはすこぶる軽い。
CPUはデュアルなんとかの、メモリー1ギガ。
「僕の見方はちょっと違いますヨ。」
なんていいながら、HDDの情報を見ると、電源投入回数63回、使用時間40時間。
パソコンショップの展示品などよりはるかに新古品に近い。
液晶ディスプレイもいいもので、これだけでも2万弱でもおかしくない。
「これ、売るより使うほうがよほど価値を生かせますよ。これが5万でもおかしくないけど、今はどうかすると最新のパソコンが5万台で買えたりする変な売り方の時代だから、このパソコンは3万、4万ということになると思います。でも20万近くかかったんでしょう？ちゃんと使えば、その価値を活かせるんですけどネー。」
そこにはＫ澤さんのお友達でこのパソコンの持ち主の方も来ておられた。
「私、たこ焼き屋をやろうとして、チラシを作ったりするのにこのパソコンを買ったんですけどネー。ちょっと使っただけで、あとはこの2年間、ほとんど触ってない調子なんで・・。」
たこ焼き屋さんは今はもうやめられたらしい。
「そうですか、その時に僕を知っていて、僕から1〜2万のパソコンを買った方が良かったですネー。」
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「宮城さんのお客さんで誰かそういう人がおったら、そちらに売ってもらえたら嬉しいがやけんど。」
とＫ澤さん。
「分かった、声をかけれる人がいたら言ってみます。でも、そちらでも別ルートにも声はかけるようにしてネ。僕はあまり売込みが上手じゃないき。」
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というわけで、この日記がそのパソコンについての最初の紹介です。
興味がある方はご連絡下さいませm(__)m