2010年5月25日(火)
夕方、S木さんという方がお電話を下さった。
「以前、お宅にインターネットの接続でお世話になったＳ木といいますが、最近迷惑メールが沢山入るようになりまして・・。」
NTTのネット接続が無くなってもうすぐ3年が来ようとしている時に、その頃のお客様が電話を下さるのはありがたいことだが、トラブルの内容は気の毒なこと。
「来たメールに『メール不要』と返信しても、迷惑メールが減るどころか、又別のところからも来るようになりまして・・」
アー、この方は人を信じておられるいい方だ。
迷惑メールを出す側ははるかに悪質で、あてずっぽうのメールアドレスを機械仕掛けで作り出して、数打ちゃ当たる式で迷惑メールを送る。送ったうちの本当にあるアドレスは相手に届くし、届いた人がそのメールに反応すると、そのメールアドレスが実在するということが分かって、さらにそのアドレスが他にも流される可能性がある。これはもうメールアドレスを変えてしまった方がよさそう。
「今のアドレスで大事なやり取りをしている方は結構いらっしゃいますか？」
「いいえ、ほんの数人です。」
「じゃあ、アドレスを変えてしまった方がいいかも知れませんネ。ご自分でも出来ると思いますが・・」
「いやぁ、私はそういうことは自身がないですので、やっていただけたらありがたいんですが、お宅はどちらですか？」
僕の住まいは旭天神町、Ｓ木さんは行川とのこと。行川は結構山奥に開けた地区だ。
「行川といっても、うちは鏡川沿いにありまして」
あぁ、あの方か！！
すぐに記憶が蘇った。
「じゃあ、今からでもお伺いしますので。」
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アドレスを変え、そのことを連絡すべき人たちへのお知らせメールをBCCで送り、その作業にＳ木さんはとても喜んで下さった。
僕が割りと近いところに住んでいることにも安心を感じて下さった。
「ぎっちり呼ぶようなことではいかんでしょうけど、又困ったことがあったらお願いしますのでよろしくお願いします。」
あぁ、こういういい方とは何度でも会いたいなぁ。
でも、そのためにトラブルを呼んでもいかんし、是非とも前向き系でお会いできたらいいんだけど・・・