2010年5月31日(月)

クロウマな日

　授業準備、ほんとに夢の中でも考え続けて、家を出るギリギリまで考えが巡っていた。

　6年間、同じ教科書で教えていた前のクラスでも、同じことを同じように話すことが嫌で毎年ギリギリまで悩んでいたから、これが僕のパターンなのかも知れない。

　おまけに人前で話すことにとてもプレッシャーを感じるたちだから、実際にことが始まるまでは落ち着けっこないのだ。

　「僕、今日が済んだらお酒飲みますよ。」

　授業前にＴ畑先生にプレッシャー感じてる宣言。

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　これがねー。この人、授業が始まると、人前が苦手なんて信じてもらえないくらい好きにしゃべり出す。

　ひとつはイナオリ君のせい、もうひとつは、これから世間に出て行く若者たちを前にすると「世間に負けないでネ。」「いい人生にしてネ。」の気持ちが湧いて来るというのもある。

　そういうことを毎年繰り返しているのに、授業が始まるまで、今年もまたそうなるという実感がなくてハラハラドキドキしてるわけだ。

　忘却とは忘れ去ることなり・・・

　忘却してしまってる。

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　舞台ごとの打ち上げで同席した照明の江野さんが、マイクが回って来て感想を求められたり、乾杯の音頭を取らされることを考えると始まる前から落ち着かないというように言ってたことがあった。

　「舞台の裏方でそういう時にペラペラしゃべれる人間は逆に信用できん気がする・・。」

　だとすると、授業前に落ち着かない僕は案外いい人なのかも知れない。

　そして、ペラペラ話し出したあたりから信用できない悪い人間なのかも。アイヤー・・・(-_-;)

　生徒の皆さん、悪い人にだまされないように気をつけて下さいマセm(__)m