2010年6月11日(金)

吉岡治特集番組、U田さんと

 「これは努力だけじゃ出来ないことですよネー。」

 「そうですねぇ。感性というか才能というか、努力だけではこれは出来ませんねぇ。」

 金曜日のU田さん宅での映画タイム。今日は映画じゃなくて、僕がテレビを録画してDVDにした作詞家吉岡治を特集した番組を見た。

 録画したものを断片的に飛ばし飛ばし見た時、「これはU田さんと一緒に見なければ・・」と思ってDVDにしておいたのだ。

 U田さんはオーディオがお好きで、映画だけじゃなくレコード、CDなども沢山持っておられる。そして、作曲家、歌手の才能についてよく話をされる。

 作曲家の誰々は最初は楽譜も読めないなんていっていたのに、今ではオーケストラの指揮もするようになっている。

 歌手の誰々は、下積み時代に人の家の軒先で寝るというようなとんでもない貧乏をしていたというのに、それがいつどこでピアノまで弾けるようになったのか・・。

 「こういう人たちの才能というのは、一体どうなってるんでしょうねぇ。」

 吉岡治の場合は作詞家なわけだが、この方もすごい人。

 美空ひばりの「真っ赤な太陽」、石川さゆりの「天城越え」、大川栄作の「さざんかの宿」、都はるみの「大阪しぐれ」。

 石川セリの「八月の濡れた砂」もそう。時代をさかのぼると「おもちゃのチャチャチャ」(野坂昭如が書いたものを補作)「あわてんぼうのサンタクロース」。

 演歌をじっくり聴くことがなくて気付かないでいたが、今日この番組をじっくり見ると、まぁ、言葉に無駄がなくてその上で着眼の鋭さ、その世界の広がり・・。

 すごいワ・・・。

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 この番組もU田さんと一緒に見なければ、撮ったままずっとパソコンの中で眠っていたかも知れない。

 感謝・・。