2010年6月18日(金)
今日のU田さんとの検索タイムはスカイライン検索。
「あの四国山脈の高いところを通っているスカイラインは何ていう名前でしたかねぇ。」というU田さんの言葉からそれは「村道瓶ヶ森線」ということが分かり、そこから徳島や室戸のスカイラインのことに話が流れ、Youtubeで車のダッシュボードにカメラを据え付けてドライブ中の映像を撮ってその動画をアップしている人がいて、その映像を通して僕らは何度も室戸のスカイラインを上り下りした。
「まぁ、懐かしいですねぇ・・・。」
U田さんが知りたがることはただ単なる好奇心じゃなくて、全部ご自分が行ったことがある場所のことだったりやったことのあることなのだ。
映画のこと、音楽のこと、オーディオのこと、車のこと、以前行ったことのある土地のこと、本業の医療のこと。
こういう方をチャンネルの多い人というんだろうなぁ。守備範囲が広いと言うか。
今日の検索では、室戸市のホームページで5年前に廃業した国民宿舎「むろと」を売却しようとしていることや、最初に出てきた「村道瓶ヶ森線」が今は「町道瓶ヶ森線」になっているなど、新しい発見もある。
「よく行ってた時は、又いつでも来れるつもりでいるんですけどねぇ。最後に行った時、それが最後とは思ってないんですよ。今日もいろんなことを思い出すことが出来ましたヨ。しかし、インターネットは調べれば必ず何らかのことが出て来るからすごいですねぇ。」
U田さんは僕とのパソコンタイムを通して、自分の人生の思い出を辿っておられるかのよう。
「思い出があるのがいいのか悪いのか、人によって様々なんでしょうけど、『野菊の如き・・』で笠置衆が『年寄りには昔の夢しか残っていませんもの』と言っていたのは本当ですよ。」
しみじみとおっしゃるU田さんに僕は何も言えない