2010年6月25日(金)

安芸の薬局さんへ

 今日の午前中は安芸へ行くことに。

 高松のO津電気さん、顧客企業さんに急ぎの困りごとが起きた時の取り敢えずの駆け付け要員として、僕に声をかけて下さったのが去年のこと。それ以来、O津電気さんの手伝いのような見習いのような形で一緒に行ったことはあっても僕ひとりでお客様のところへ行ったことはなかった。

 つまり、今日はその第1号ってわけだ。

 仕事の内容としては安芸のとある薬局さんのレーザーカラープリンターの不具合で、レーザービームを照射する部分を掃除すれば直るだろうということ。だが、行ってみるとそういうことは職員さんが何度もやった上で、それでも症状が消えない故のSOSだった。

 アーララ、それじゃ、誰が来たところで効果ないんじゃないの?最初の一人仕事が「敗退」になるのはつらいなぁ・・・。

 と思いつつも気持ちは割りと落ち着いている。

 考えられることをやって、ダメならダメで、ダメと分かることが一つの前進なのだ。

 やることはこちらの職員さんもやったレーザービーム照射部分を掃除するだけなのだが、それはソレ、ラシク見えるやり方しなくちゃ雨の中をここまでやって来た甲斐がない。

 プリンターのトナーカートリッジを全部外し、ドラムを取り外し、ダストブロワーでほこりを吹き飛ばして、OAクリーナーでビームの照射口をクリーニングする。ダストブロワーの使い方などは、地下駐車場のメンテの時のF田さんのやり方を観察して覚えたやり方で、ちょっとした違いでいかにもその道の人らしく見えるし、実際にホコリの吹き飛ばしの結果も効果がある。

 さぁ、どうなんだろう?

 「ちょっと、このプリンターで何か印刷してもらえますか?」

 ソフトの扱いやプリンターの切り替えは普段触っている薬剤師さんの方が詳しいので、お願いする。

 プリンターは今まで頑固に出し続けていたエラーメッセージを出すことなく、カラーの調剤記録を出して来た。

 1回目の一人出動がいい結果でよかったナ・・。

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 午後はいつものU田さん。

 「今日の午前中は安芸に行ってましたヨ。」

 「そうですか。安芸と言えばO木医院さんは今はどんなことになっているんでしょうかねぇ。」

 アーレレ、今日行ってた薬局さんはO木医院の門前薬局だったんだけど・・・。

 U田さんは小児科のお医者さんで、O木医院の先代も小児科専門の高知の代表的な役割を持った方で、結構面識があったようだ。

 ナーニガナニニツナガルヤラ・・

 こういう偶然、不思議と言えば不思議で、面白いと言えば面白い。