2010年7月11日(日)
夕方、近所の自動車整備工のT田さんから電話が入った。
「パソコンが起動せんようになって、システムディスクを入れてRキーを押して下さい 云うて出て来たきRを押すけんど、なんともならんがですヨ。」
そうか、それは回復コンソールを促すメッセージだ。T田さんのパソコンはNECのVR500。リカバリーディスクは作っているが、リカバリーディスクではその作業は出来ない。XPのCDが必要だ。
「今からそちらに行きましょうか?」
「ちょ、ちょっと待って下さい。部屋を片付けてからもう一度連絡しますき。」
かくして、1時間後、VR500は回復コンソールで回復した。
パソコンが寄こしていたメッセージをもう少し細かく書くと「system32の○○がない、システムディスクを入れて・・・」というようなもの。
systemファイルが無いというメッセージの時はそのファイルをなんとかしても、又他のファイルが無い旨のメッセージが出て来て、それが延々と続き、結局リカバリーした方がましということに落ち着くことが多い。しかし、回復コンソールを促すメッセージも一緒に出るような時は結構軽症で、回復コンソールで治ることが多い。今回はそれだったわけだ。
「このパソコン、すごく熱うなるがですヨ。」
VR500、ちゃんと動けばかなりの優れものなのに、なんかそういう傾向がある。
T田さんも騙し騙し使っているような感じが落ち着かないようで、これに代わるものを用意したがってる感じ。
このVR500の場合は映像出力やUSBのPCIボードの辺りがとても熱くなる。
本来が優れものなだけに残念・・