2010年8月29日(日)

神鳴り

 流れからすると、今日の日記は本番当日の様子を書いて、打ち上げの様子でチャンチャンッ!なんだろうけど、いきなりすっ飛ばかそうか。

 それくらいあのカミナリはすごかった。

 「ハーイ。」

 打ち上げの宴もたけなわ1時半。極度の眠気が来て僕は手を上げた。

 「ハイ、どうぞ。」

 田中さんが当ててくれたので発言する。

 「そろそろボク、限界かも知れませーん。」

 僕の発言で打ち上げはお開きになったのだが、帯屋町のアーケードから空の下に出る直前に大雨が降り始めた。そして大きなカミナリ。

 アリャリャ、もう眠くもないゾ。それにしてもアーケードを出る直前というのが僕らしい。今のところ僕は全然濡れていない。

 しばらく様子を見るが雨もカミナリもどんどん強くなって・・、 こりゃあ、まともな帰り方を狙っても無理だ。

 自転車のかごには紙袋がひとつ。その袋に濡らしたくない携帯やらサイフやらを入れ、傘を開いてかごに被せていざ出陣!!

 体が濡れないなんて到底無理な降り方だから、「濡らしたくないセット」さえ濡れなければいい。

 しかし、カミナリを「神鳴り」なんて表現するのがよく分かった。

 ビカビカッ!!

 と、雨に打たれる町並みが真昼の光に濃い青のフィルターをかけたような稲妻色に浮き上がり、後を追うように大音響が頭上から襲って来る。

 まさしく、カミナリは神様が天から地上めがけて落としているものなのだ。

 その中を自転車で走ってるんだからネー。

 上町2丁目の大きな交差点では停電で信号が消えていて、しばらくすると信号機のすぐ近くにある非常電源が動く音がして、又信号機が作動し始める場面に遭遇。オー、人間もなかなかやるワイ。でも、神様の力をあなどっちゃいかんゾ。

 家に帰り着くまでの30分強、雨もカミナリも弱まることは無かった。

 そして、僕が家に入った途端、カミナリは静かになった。雨の方はどうだったのか、びしょ濡れになった後始末に追われてそっちは分からない。

 僕の発言で打ち上げを終えたわけだが、そのせいで正木さんや田中さんもずぶ濡れになったんじゃなかろうか?帰る方向は逆だけど、空から見たら高知市なんて小さなひと塊の町だろうし・・

 龍史君はタクシーで帰ったから、そっちはどうでもいいや(^.^)