2010年9月18日(土)
今日は美術館ホールで大道具。
今日の仕事は木曜日に河渕さんから連絡があって急の参加となった。9月から後は舞台仕事が無いと聞いていたので「アレレ」の思い。
ものは「孤島の太陽」という映画になったこともある沖ノ島の保健婦さんの物語。
いつもの日本舞踊とかバレエじゃなくて演劇という点でも予定外の仕事だったのかも知れない。
道具方の仕事は舞台づくりが済むと本番中にはほとんど出番がない。
袖裏からしっかりと芝居を見せて頂いた。
その中には昔の経済的にも貧しく、また乏しい医療の下、病や戦争という時代の流れに逆らえない庶民の様子が見えて来る。
これって、U田さんのお宅で「つづり方教室」や「馬」「土」「小島の春」「二十四の瞳」などに見たのと同じ世界だ。
やはり、昔の日本全体、地方に行けば行くほどこういう感じだったんだろうなぁ。
沖の島・・、保健婦・・・
大学を卒業する時にちょっと縁があって、僕も沖の島に行ったことがある。
あれからもう30年以上経ったんだなぁ。ついこの前のような感じなのに。
それが又、こういうことを通して沖ノ島に間接的に触れることがあるとは、これも縁なんだろうかネ・・。