2010年9月19日(日)
道具明けの佳き日。僕の予定では3件の仕事が待っている筈だったんだけど、実際は昨日電話を下さった横内のT内さんだけになった。
大切な一件だ。心して丁寧な仕事をしなくちゃ。
T内さんは7月に「ヒヤヒヤコピー」8月に「すぐそこにいます」ってことでこの日記に書いた人。不具合が三つあってのお呼びとなった。
@ 5回に1回くらい起動時にマウスを認識しない。USB接続なので挿し直せば認識はしてくれるのだが。
A 外付けのMOドライブで1ギガのMOを読み取れなくていつまでも読み続けて往生した。これは仕事に即影響することなので、昨日急いで電話を下さった。
B 設定した時間なんにもしないでパソコンを放置しておくとスタンバイや休止状態になる省エネ機能、普段それが働くのはこちらもネライどおりなのだがネットの動画再生中にも働いてしまう。
7月に「リカバリーディスクを作るしくみがない」「メーカーがディスクを提供してくれない」「リカバリー領域が入っているハードディスクそのものがすぐ高温になって調子が悪い」の三重苦の中、扇風機の風を充てながらハードディスクを丸ごと新しいハードディスクにコピーするという方法を取ったT内さんのパソコン。コピー前の状態はリカバリーをしたばっかりだったこと、コピーそのものに長時間かかったこと、そんなことから、更にもう一度リカバリーするということをしなかったのだが、それをした方が良かったんだろうか・・?
まぁ、とに角現状を見せてもらおう。
一番大事なのは二番目のMOの件。ところが今日はその症状が全然出ない。出ないに越したことはないけど、これがあったからこそT内さんは僕に電話をしたわけで、他の二つはすぐさま仕事に差し障るものではない。症状が出るものなら出てくれて、その原因を特定して解決する方がいいので何度も確かめるが出ないんだなぁ。そんなことをする内にパソコンの起動自体は5回10回となり、その間に一番目のマウスの不具合も出ない。
ウーン・・・
精神衛生のためにリカバリーをして、それでも症状が出るか出ないか確かめるという考え方もあるが、今回の症状、マウスやMOドライブの不具合ということも考えられるわけで、リカバリーという大手術をする前にマウスやMOドライブを別のものに代えたりして小物の方から確認するほうが順番としては先にやるべきことだと思う。
T内さんにはそのことを説明し、いよいよリカバリーする時にはデータの退避と戻し作業が簡単に出来るようにバックアップの仕組みをなかば無理やり入れさせて頂いて、データをD領域に残すようにした。理想的には外付けのハードディスクの方がいいのだが、この場に外付けのハードディスクが無いのと、内蔵のハードディスクは7月に新しいものに変えたばかりなので、おそらくこれで大丈夫。今度リカバリーする時にはC領域だけリカバリーすればいいわけだ。
僕のバックアップの説明に最初は意味がつかめない風のT内さんだったが、実際に仕組みを作ってバックアップのやり方とその結果がどういう効果をもたらすかを説明すると、T内さんはかなり乗り気になって下さった。
「これなら、これまでいちいちCDに焼いたりして残していた作業が楽になりますネー。」
CDはCDでデータが消せないというメリットもあるが、僕のお勧めの方法はボタン二押しで済んでしまうからネ。
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さて、動画再生中に省エネ機能が働いてしまうという件は・・・
これは取りあえず、ある一定の時間が経過するとマウスを微妙に動かして省エネ機能を起動させないというフリーソフトを入れて、動画再生中はそれを働かしてもらうようにした。
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さぁ、これからの様子見や小物優先のチェックでどんな結果が出るのか・・・
それでも様子がおかしいなら、今度はリカバリーだ。
お客様は3件の予定が1件になったけど、内容はT内さんだけで3件だった・・・(^.^)