2010年9月28日(火)

データ救出、再び

 不っ思議だネー!!

 きのう渡辺さんのデータ復旧作業をやったと思ったら、今日はテラの森さんがそういう仕事を持ち込んで来た。

 森さんの場合は自分がやったんじゃなくて、森さんがパソコンのお世話で出入りしている病院の職員さんがやってしまって森さんに相談して来たもの。

 「USBメモリーをフォーマットしてしまったらしいんやけど、そういうもののデータは復帰出来る?」

 「僕の経験では復帰出来るよ。極力何にもしないでそのまんま持って来て欲しいんやけど。」

 データを削除する→ゴミ箱に入る→ゴミ箱を空にした後でその中に捨ててはいけないものがあったことに気が付く

 こういうゴミ箱経由の削除データなら特殊なソフトを使わなくてもネットで提供されているフリーソフトで復元することも出来る。

 でも、フォーマットをかけて消えてしまったデータまで復元出来るフリーソフトは、いろいろ探して試したけれど探し出せなかった。

 そういうことがあって、今年の初めに僕としては珍しく有料のソフトをネットで購入したのだが、このソフトはかなりのすぐれものだ。

 昨日の渡辺さんの件も8月のO上さんの件も(これも森さん経由の話だったナ)、このソフトを買っていたからこそ出来たことなのだ。

 USBメモリーだからデータ量は何十ギガなんてことはないけど、それでもデータ復旧専門のところに頼むと最低でも1万くらいで、2万を超えるところも普通にある。

 この作業に特化しての専門業者ではないので僕もまだまだ経験量が少ない。同じようなソフトを何種類も買ってそれぞれの違い、優劣をチェックして何がしかの薀蓄を語れるようになれば、「データ救出なら工房GUSUKUへ」と言えるのだが、今の時点では、もしかして・・の思いで僕に連絡をくれたら、たまたま僕がそういうソフトを持っているということで仕事になってる感じだろうか・・。でも、今の時点では手がけたもの全て、運も加勢してうまく行っているかな。

 これも実験的にフォーマットしたディスクのデータ復元を試みるなんてことを何度もやればいいのかも知れない。

 こうやって自分の課題を増やして行くんだネー、ミヤギ君は・・。

 さて、今日の件は、USBに元々入っていた3000近くのワード、エクセル等のデータが救出できた。残念なことにファイル名は消えていて救出ソフトがあてがってくれた連番がファイル名になっていたが、それぞれのファイルの中身、つまり文章や表は生きていた。

 後は持ち主の方が内容を確かめながらタイトルを付け直すしかない。

 聞いたところによると、フロッピーディスクのフォーマット作業を何枚も続けてやっている時に、ドライブを間違えてUSBメモリーをフォーマットしてしまったらしい。

 機械は買い換えれば済むけど、データは取り返しがつかないからねぇ。取り返しがつくとしても、膨大な手作業をしないと行けなかったり。

 データに関しては慎重な扱いと・・・

 そして、やっぱりバックアップだと思う。