2010年10月 7日(木)

160WLT、思わぬ解決

 僕は運も含めてプロかも知れないなぁ・・・。

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 先週書いた谷病院の富士通のC9/160WLTなる省スペース機、コンデンサはきっと僕のストックの中にあるから今日の作業で交換する予定。

 問題は省スペースタイプゆえに替えが見つけにくい電源だ。ネットオークションでジャンク品として出品された同じパソコンを安い値段で入手して、その電源をこちらに流用するというのが一番実現し易い方法なのだが、この一週間オークションを見ても調子が悪いのにえらく強気な値段をつけたものが一つ二つしか出て来ない。前はこの機種は結構出品されていて、中にはジャンク品で何千円というのもあったのになぁ・・。もうそろそろ中古市場でもこの機種は終わりかけ?

 とに角今日はコンデンサのストック箱と手持ちの似たような大きさの電源とハンダ付け道具セット一式を持って来ることにした。今回の160WLTの電源のヒューズが切れていなければコンデンサの交換で直るかも知れないし、僕の手持ちの電源がケースに収まれば、12Vの専用線だけ、壊れた電源から取ったコネクタ線をタコ足でつなげばいい。 ちょっと前の僕ならタコ足で分岐することにためらいを感じただろうが、今の僕は様子が違う。この一週間のうちに電源を何度も分解し、12V、5Vと何十本もある線が、電源の基盤上では12Vなら12V、5Vなら5Vの同じ場所から全てとられていることを知っている。そもそもがタコ足なのだ。それと製品として供給されている電源の線も並列でいくつもに分岐されている。エレパで買った1個100円のジャンク電源2ヶが両方アウトだったことが逆に僕の力を増してくれているんだなぁ。

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 さてさて、作業にかかろうか。 

 マザーボード上のコンデンサと同じ規格のものは僕のストック箱にあった。その規格を見るために先週はマザーボードを外す寸前まで分解したので今日の分解は至ってスムーズ。膨れたコンデンサの取り外しも替えのコンデンサのハンダ付けもいい感じ。この1〜2ヶ月でミヤギ君ほんとに成長したよ。

 さぁ、次は電源だ。

 今日もって来た電源を見ると、ン?!

 大きさは似てるけど、それよりも、ケースに付けるネジがきれいな青色という点が160WLTの電源とやけに共通している。

 さらに、僕はそれが無いつもりでいたけれど、Pen4用の12Vコネクタも付いているじゃないか。

 エー?もしかしてもしかする?

 電源の型番を見ると、それは全く同じ型番だった。

 入手に手間取りそう、ネットで見つからない、ついてはハンダ技でなんとか・・、と思っていたものが自分のストックに有ったとは!!

 名付けて「灯台下暮し」の術ー!!

 当然、160WLTは今日蘇った。

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 方法は何であれ、何らかの解決をもたらすのがプロだとしたら、僕は運も含めてプロなのかも知れない。

 ただ運がいいだけ、なんて言わないでネー!これが自分でも不思議がる宮城マジックなのだ。