2010年10月23日(土)

レスポンス

 今日の午前中は潮見台のS氏宅へ。用件は水曜日に書いたネット上でのデータ保管庫の感触がつかめたので、それをS氏のパソコンに摘要しようというもの。

 話を聞いた水曜日に調べごとをして、木曜日の谷病院での昼休みを利用して実際に別の場所からデータ保管庫のデータを触って、金曜日にはS氏に連絡し、そしてその翌日にはS氏宅へ。

 我ながらテキパキしてるじゃないか。こういうのを「レスポンスが速い」という。わざわざ横文字を使うこともないが、この「レスポンス」という言葉、以前のS氏の指摘から意識するようになった。

 僕は相手の顔が見えないままでの電話での会話というのがあまり得意じゃなくて、携帯に関してはいつまでも慣れない・・というより「慣れまい」というところがある。電源を切る必要があって電源を切ったきりそのことを忘れて丸1日過ごして「仕事の電話が少ないなぁ」なんて言ってる始末。

 ちょうどそういうタイミングにS氏が電話をして来て、僕の携帯は留守電モードになっていた。

 「電話してその場で話が出来んがやったら、いっそ留守電モードにせん方がましじゃないかえ。レスポンスが早うないと。」

 S氏は自宅電話を着信履歴の残るものにしたりして、このレスポンスということに関しては結構意識してるようす。

 僕が携帯電話にイヤフォンをつけて自動応答にしているのも、S氏のレスポンス指摘の影響があるように思う。それまでは、取り逃がしが多かった。

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 で、今日の作業だけど、僕は二通りのデータ保管サービスを用意していった。

 ひとつは感覚的に分かりやすいデータ保管サービスで「ネットフォルダ」というもの。100MBまでは無料で利用することが出来る。

 もうひとつはマイクロソフトが提供しているSkyDrive。これはなんと25GB使えて、無料。

 分かりやすさではネットフォルダの方だが、S氏のデータは100MBでは到底足りないので、最初からSkyDriveに取り掛かった。この作業の中でSkyDriveはデータのアップロードは出来るが、フォルダ単位ではアップロードが出来ないことが判明。利用者のパソコン内のアップしたい場所と同じように整理整頓してファイルを管理するためには、必要なフォルダは手作業でいちいち作らないといけない。

 これだって一度手間をかけてフォルダを作ってしまえば後は便利に使えるはずなのだが、やり始めの一番手間がかかって見える作業の様子を見て、S氏はパッと答えを出した。

 「USBのメモリーに入れて持ち運んだ方がましか。」

 「もうひとつの方だと、フォルダ単位でもアップ出来るんやけどね。ちょっと見てみる?」

 「いや、エイ。」

 オウ、なんという決断の早さ。

 こういうのも「レスポンスが速い」と言うんだろうな。「レスポンス」に関しては、S氏の域はなかなか越えれそうにない。

 これで仕事がオジャンかというと、そうでもない。パソコンってのは、お客さんのところに行けば、いくつかはうまく行かないで困ってることがあるからネ。

 S氏はwaveファイルをMP3に変換する方法の導入がうまく行かないということも抱えていたので、その場でそれが出来るようにして、仕事させてもらった。

 こういうことにすぐ応えられるというのは、結構レスポンスいいんじゃなかろうか(^.^)

 ネコのノラに会えたのも良かったナ。