2010年10月30日(土)
オウー!!とうとう実現。
ノートパソコンをマザーボードを取り外すところまで完全に分解し、さらに型番は違えど同じ規格のケースに付け替えた。
これが意味するところは、二台一挙に分解して組み戻したことになる。
これは10月16日と10月24日に書いた試みの続編と言ったところ。
○元々はNECのLAVIELL750/8と700/6という二台のノートがあって、前者は使えるけどケースやディスプレイがガタガタ、後者は通電はするが起動しない状態で、照明のM君からの預かり物で、分解方法に確信がない僕には手が出しにくい。
○そこで僕は700/6の症状が全く同じものを格安で取り寄せた。これならどんなことになっても問題ないお試し機というわけ。
○で、今日は750/8とお試し機を分解した。直るものならお試し機をそのまま直したい。それが出来ればM君のパソコンの修理ができるかも。直らないような故障なら、両方とも同じ規格のケースなので、750/8の中身をまるまるお試し機に移す。そうすれば、きれいで安心して使える750/8の出来上がり。
なんらかの結果は必ず残るという絶対損しない計画だ。
問題は精密機械であるノートパソコンを傷つけずに最後の最後まで分解して組み戻すということを今までまだ一度も実現できていないこと。別の機種でうまく行かなかったのを24日に書いている。
結果は・・・
○お試し機のマザーボードは電源部と思われる場所のチップコンデンサ(というのかな・・)が3個くらい焼け焦げていて、基盤にも損傷があった。ここ数日参考事例を探してやっと見つけたネット上の情報では「通電するが起動しない」LAVIEの原因はほとんどがこれらしい。これは僕では無理だ。デスクトップ機のコンデンサ交換でもエライと言っていいくらいなのに、この小ささを扱えるには環境整備と経験が何倍もいる。これくらいことがハッキリしていると気持ちいいくらい。
○それで、次は中身の移植にかかり、最初に書いたように「オウー!!」な結果。ただ丸々移すんじゃなくてお試し機の方がきれいな部品はそちらを使って、それはきれいな750/8の出来上がり。
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「あきらめないの術」はなかなかいいもんだ。