2010年11月18日(木)
谷病院、今日はとあるパソコン1台のCPUファン交換。
パソコンはDELLの5〜6年前のものなので、純正が欲しければネットで探して部品取り的に同型機を取り寄せれば安い値段で手に入れることが出来る。でも、欲しいものの値段以上にかかる送料や取り寄せるまでの手間を考えると、手持ちのなにかでなんとかしたい。
我が家にはファンが何個かころがっている。あれを使えるんじゃないか?
というわけで今日は手持ちのファンを3個持って来たのだが、それは分解してバラバラにしたパソコンの電源から外したもの。CPUファンとは少しだけ規格が違っている。具体的には、電源用のファンは線が二本、CPUファンは三本ついている。ファンを回す分には二本で十分なのだが、CPUファンの場合はファンがちゃんと動いているかどうかをパソコンが監視するようになっていて、起動時にまず最初のファンの動きが無いとその旨のメッセージが出て起動処理が止まってしまう。今回のDELL機はその状態だ。ファンクションキーの1を押せばそれなりに起動して、CPUの熱が高くなってパソコンの保護機能でシャットダウンするまではパソコンは普段と変わらない。
サイズ、ボルト、アンペア・・・、元々付いていたファンの規格と僕が持って来たファンの規格を見比べると線二本と三本以外は問題ない。
まぁ、やってみるか・・。
おお、箱型の通常サイズのパソコンに付いていた電源から外したファンだけになかなかの風量だ。線二本ゆえに、ファンが回っていてもそのことがパソコンに伝わらず、起動時にファンが回っていない旨のメッセージが出てF1キーを押さないといけないが、その後は普段どおり。
このDELL機は電源も壊れていて、外付けで別の電源から電気を供給して使っているもの。そういうこともあって、直すのに高いお金を使ったり、大量の時間を使ってまでは直さなくていいタイプのものだった。状況によってはそろそろ「お疲れ様でした」と休ませてあげてもいい。
だからこそ、今回のような処理になったのだが、僕がいるばっかりになかなか休ませてもらえない気の毒なパソコンかも知れない。
この先、この機種によくあるヒートシンクの留め金が外れるということがあったとしても、それを応用技で直すということも経験済みだし、このパソコンはあれこれ手を加えながら長生きすることになるのかも知れんなぁ・・・。