2010年11月20日(土)
「T部さん、I上さんは手放さないようにした方がいいよ。」
「そうでしょう?今度のホームページのところも、普通ならもうこれでいいかで済ますところをとことん探し出してくれて、すごいんですヨー。」
今日の訪問先はあちこちのホテルや料亭などに鯨の肉や魚介類をお世話している「白鯨」のT部さんのところ。
用件は、今度新しく事務の方にパートで来てもらっていて、その人がホームページの作成などもしてくれるのだが、それに当たって画像編集ソフトの導入や説明などお願い出来ないだろうか。それとその時に名刺も新しい職名で二人分作って来て欲しい。
名刺はありがたいネー。T部さんのところは冷凍食品を扱っていることもあって、耐水性の強い両面光沢紙の名刺を作っている。当然両面光沢紙は元値が高いので、ある程度の量を取り寄せてかかった金額を超えるまで、何度か注文を頂かないと、それまでは持ち出し状態。名刺他印刷関連専門で材料と販売がどんどん回転している専門業者ならこういうことは無いのだろうけど、あれもやればこれもやるの便利屋は同じ仕事が次々とは入らない。それでも、何年も我慢した挙句、エイッとばかりに買った名刺専用の裁断機が活きるのは嬉しいわけだけど、こうやって次の注文が入るのが一番有難い。
さて、画像加工ソフトだけれど・・。
ネット上には無料で提供されているすぐれものの画像加工ソフトが沢山あって、ホームページに使う画像ならそういうソフトで充分に加工することが出来る。そういうソフトのいくつかをパソコンにインストールしながらそれぞれに説明して行くのだが、この新しいパートのI上さんという人がなかなか分かりのいい人。白鯨さんのホームページを作る件も、買い物かごも使えてひと月1400円で利用できるところを探して、今は無料で利用できる体験期間30日のサービスを利用中なのだが、その作業は前向き方向でいい感じに進行中。
このとことん探して見つけるなんてところが、自分で言うのもなんだけど僕っぽいのネー。
聞くところによると、I上さんは「デザイナー目指して、さぁ、これからやるぞ!!」という時にお家のマックが壊れてしまって、それから今まではパソコンは触らずに手書きの方でやって来たんだそうな。その間、5〜6年。
なるほど、そういうことか。自分がやろうとしていることがハッキリしている人は、パソコンのインターフェイスが少々分からずとも、それはすぐに覚えてしまう。
「T部さん、I上さんは手放さないようにした方がいいよ。今日は僕がソフトの説明なんてしてるけど、しばらくしたら画像加工とかはすぐにI上さんの方が僕よりうまくなってるよ。」
「I上さん、いつか僕と組んで仕事しようね。」
手放さない方がいいよと言いながら、僕と組もうなんて言ってるいい加減な人は誰なんだろう?
まぁ、だからこそ、手放さない方がいいと言ってるわけだ。ウン!
自分だけで納得してまぁす!!